こんにちは、天野です。私事ですが、昨日は31回目の結婚記念日でした。2人で開店31年めの旧知の串揚げ屋さんに行きましたが、コロナ禍にあっても、変わらず丁寧な仕事で頑張ってみえる店主ご夫婦と久しぶりに話せました^^
さて今日は、先日の第55回日本薬剤師会学術大会(仙台)での分科会「地域におけるセルフメディケーションの推進」の後半からの抜粋です。
★今後は、「かかりつけ薬剤師・薬局機能」+「健康サポート機能」が求められる。
★セルフメディケーションサポートはその一環。制度だからOTC薬を扱うということでなく、地域住民目線で考えれば、対人業務と対物業務は一対であり、切り離せない。
★セルフメディケーションサポートが出来ない理由(スペースがない、あまり売れない、必要最低限の品目しか在庫できない、期限切れが多い)を考えるのではなく、何が出来るかを考えて、地域薬剤師会ともども一丸となって取り組んでもらいたい。
■今日のテーマは、『季節変わりは、物販を伸ばすチャンス!』
セルフメディケーション(OTC薬)の取り組みが進む長野県薬剤師会会長は、この10年の取り組みを話されましたが、大変参考(勉強)になりました。
現実問題として、ただOTC薬を並べるだけ・揃えるだけでは、殆ど売れません。その前段階として、のど飴・サプリメントなどで、調剤薬局で自然に処方箋以外の購入をすることに慣れてもらう必要があります。
★朝晩の冷え込みがあり、体を温めるもの(入浴剤、しょうが湯、アミノ酸ドリンク)に対する潜在需要が高まっています。
★一気に乾燥してきて、ハンドケアやスキンケアの潜在需要が高まっています。
★そんな時に、山積み陳列や二ヶ所陳列をして目立たせますと、関心を持ってもらえ、手に取りやすいです。
★また、気軽に試飲やテスターでのお試しができる雰囲気があれば、お客さんも動きやすくなります。
物販が売れやすい(買いやすい)状態になってきますと、OTC薬も徐々に売れていくようになります。
令和4年10月13日(第1069号)