こんにちは、天野です。台風15号に伴う大雨の被害に遭われた皆様、店舗様には心よりお見舞い申し上げます。
先週、政府の規制改革推進会議は、薬局の調剤業務を外部委託できる様にする案を協議。厚労省や日本薬剤師会は慎重・反対姿勢を崩していませんが、、
先日、アマゾンが日本の中小薬局と組み、処方薬販売への参入を検討!、とのニュースが流れました。
市場環境や、ビジネスモデルの大転換が起こるのは、①人口減少が起こる時、②制度・ルールが変わる時、そして③技術革新が進む時。
国策に乗って、他業界が羨む成長を遂げてきた調剤薬局業界も、この数年踊り場を迎えていますが、今後どんな変革を求められるのか。。。
■今日のテーマは、『小社(弱者)の強みである顧客との近さ!』
コロナ禍も2年8ヶ月。人流が戻ってきて、コロナ前との売上比較がされていますが、業種によっては、未だコロナ前の8~9割のところも多いのではないでしょうか。この間にも、人口減少が進んでおり、以前(コロナ前)の状態に戻るのは考えづらいので、今後ますます重要視されるのは【客数】【単価】と言った視点。
そこで改めて考えたいのは、弱者の戦略と言われる【ランチェスター法則】。
★体力のある大手と、資源や体力(店舗数、経費・広告費、営業マン・スタッフ)が限られる中小、個人店では立てる作戦が違います。
★小社(弱者)が、より確実に成果を出しやすいのは、「接近戦!」。...「顧客との間合いを縮めること」「お客さん・地域の方々との近さ」
★例えば、経費が使える量販店は、チラシは新聞折込ですが、小社はポスティングや手渡し。
★試供品については、大手は不特定多数に配布送付ですが、小社はお客さんの顔を見ての手渡し(ひと言、添えての)。
お客さん・患者さん、地域住民との距離感の近さは、小社(弱者)の強みですので、改めて大事にして、磨き続けたいですね!
令和4年9月26日(第1064号)