こんにちは、天野です。9月に入りましたね。昼間はまだ蒸し暑いですが、朝晩は虫の声が聞こえる様になりました。
さて、カリスマ経営者・巨人が亡くなられましたね。京セラ創業者で名誉会長の稲盛和夫さんの訃報を受け、全国の書店で追悼コーナーが設けられています。私も何冊も著書を読みましたが、代表作「生き方」から改めて読み返しています。
その書店ですが、全国の書店数の減少が止まらず、この20年間で半分以下の1万1000店に。本離れに加えて、アマゾンや電子書籍の影響も大きいですが、書籍販売だけのビジネスモデルでは書店経営は厳しくなっています。
大手の書店でも、雑貨文具売場・カフェ併設などで収益の確保を図っていますし、結果として、滞在時間が増え、一人あたりの購入額アップにもつながっている。個人書店でもユニークな取り組みをする若いオーナーの店舗が少しずつ出てきています。
面白い書店・にぎやかな書店・個性ある書店が色々と出てくると、縮小が続く書店という市場にも新たな未来が感じられる様になりますね!
■今日のテーマは、『季節変化に応じて変わる顧客の需要に対応!』
さて、朝晩の気温差が感じられる9月に入りました。気温差があると、猛暑で体にたまった疲れが出る【秋バテ】が出やすくなります。飲み物も冷たいモノを欲するだけではなくなってきます。
即ち、「季節変化に合わせて、消費者・顧客の求めるもの(需要)は変わる!」。
★9月はまさに、消費者・顧客の需要(体感的に求めるもの、体の内部が欲するもの)が変わる時期。
★店頭としては、そうした消費者・顧客の潜在需要をとらえる陳列替えや、需要を喚起する発信をする時期。
★人は「話したい」「楽しんで買物したい」「自分にとって良いモノを知りたい」という思いがありますが、いつも変わらない売場や、喋れる雰囲気がない売場では、いつもの定番購入だけに終わってしまいます(=購入単価が上がらない!)。
季節変化に応じて変わる顧客・患者さんの潜在需要に対応していきましょう!、新たな会話を喚起するキッカケ作りをしていきましょう!
令和4年9月1日(第1057号)