こんにちは、天野です。朝晩は少し肌寒くなってきて体調管理が大変ですね(秋バテに注意)。
元愛知県知事で、現在は愛知芸術文化センター総長を務めておられる神田真秋さんのお話を聞きました。馴染みが薄い現代アートを「直観」と「感性」という観点で観て感じとるアプローチなど、この時代のビジネスにも通じるお話でした。
さて今週、日経新聞に「アマゾンが処方箋薬ネット販売に参入を検討。~来年にも中小薬局と連携~」の記事が。
薬局業界内でさまざまな意見・反応が出ています(アマゾンと組むメリット、デメリットはじめ)。また、調剤併設店による処方箋獲得を増やしている大手ドラッグストアにとっては脅威にも。
規制の厳しい日本では、処方薬のネット販売には大きな壁がありますが、消費者目線での利便性など、業界を大きく揺さぶることになりそうです。数年後の未来予測をしつつ、デジタル対応、地域対応を考えていく契機に。
■今日のテーマは、『マックの魔法の質問から考えてみる!』
今日はマクドナルドの話です。少し前の話ですが、かつて「マックはお客に来てもらうために、一人当たり200円程度の広告経費を使っている」と言われていました。
よって、200円未満のハンバーガーだけ、チーズバーガーだけの購入に終わってしまったら、大赤字!!
その為にやったのが、「ご一緒に、ポテトとコーラはいかがですか?」という【魔法の質問!】。...今では、どこでもセットメニューが当たり前になっていますね。
★せっかく来てもらったお客さんに、いつもの購入以外に、何かをおススメすること。...他にいるものがあることに気づいてもらうこと。
★一緒にとっていただく(使っていただく、飲んでいただく)と良いものをおススメすること。
消費者心理として、以前に勧められて購入したものが良かった場合は、そのお店やスタッフへの信頼度が高まっているため、その後の提案を前向きに受け止めていただきやすい傾向があります。
季節の変わり目の今、お客さん・患者さんに対して、どんな発信・ワンポイントアドバイスがあると、喜んで【+ワンのご購入】につながるでしょうか?
令和4年9月8日(第1059号)