こんにちは、天野です。昼間はまだまだ蒸し暑さを感じますが、朝晩は少し涼しく感じられる様になりましたね。この週末は、名古屋の夏を盛り上げる「にっぽんど真ん中祭り」が今年は3年ぶりに観客を入れて開催され(久屋大通公園)、多くの人出でした。
さて、前回(第1055号)は、帝国データバンクの統計データを見てみましたが、一つハッキリしていることは、、人口が減少していく日本では、あらゆる市場が縮小傾向にあること。
そんな環境にあっては【リピーターの確保!】は極めて重要です。
昨日、自宅近くの人気の果物店・八百文(名古屋市瑞穂区)へ無花果を買いに行きました。主人との会話は楽しいし、期待通りの美味しさで、お値打ち^^
量販店がかなわない強みをもち、お客さんの顔が見える個人店の強さは、弱者の戦略「ランチェスター法則」の【大手の得意な土俵で戦わない】【接近戦】に通じます。
■今日のテーマは、『ちょっと高めでも、喜んで買っていただく!』
上記の八百文さんの話の続きですが、このお店は、リピーターが本当に多く、知人からの紹介や口コミ客が多い。あるお客さんと話していても、しっかり他のお客さんを見ていて、話しかけてくれます。そして話が面白い!...そして、果物のことを聞くと、その果物を選んだ理由、生産者の話、一般市場での価格状況まで話してくれます。
そして、そのセレクトされた果物の価格は、ちょっとだけ高め(同等品を売る高級スーパーより安め)。
「ちょっと高めでも、外れがなく、喜んで買っていただけるお店!」であり、「買物での会話を楽しめるお店!」。
これが、リピーターを呼んでいますし、口コミ客が増えている理由です(私も、こうして何度もブログで紹介しています、、笑)。
【リピート訪店(再来店)】していただく為には、①目の前のお客さんに会話を楽しんでもらい、②自信を持って、セレクト商品を勧め、③気持ち良く帰っていただく。
物理的に狭い調剤薬局だからこそ、セレクトされた商品をきっちり陳列する。ドラッグストアと違ってお客さん(患者さん)の顔が見え、会話できる調剤薬局だからこそ、改めて意識したいですね!
令和4年8月29日(第1056号)