こんにちは、天野です。局地的な豪雨など、短い周期で天候が変わっていますが、蒸し暑さが続き(戻り)、最高気温が上がってきそうですね。
汗をかく夏場は、一日1,5~2リットルの水分補給が必要と言われます。私は帰宅後、フィットネスバイクを10キロ漕いでたっぷり汗をかき、水分補給して(梅酢とアミノ高麗紅参液も)夏バテ対策をしています(その後、ビールを飲むので体重はあまり落ちませんが...)。
さて、広島大学と日本老年医学会による研究グループの調査で、新型コロナ禍での活動制限(面会制限や催しの中止)により、医療・介護施設での認知症入所者の80%超の人に悪影響があったことが分かりました。
感染防止上は致し方なかったことですが、ほぼ全ての施設が面会制限をしていて、そのうちの40%では感染の波と波の間でも面会制限を緩和していなかったこと(今でも)も背景に。
100年前のスペイン風邪と同様に、この新型コロナ禍も3年程度で出口を迎えてもらいたいものです。
■今日のテーマは、『行動変容にあっても、自店を選んでもらう!』
多くの業界で動きが戻ってきていますが、まだコロナ前までには戻り切っていない現状。特に、この2年半に及ぶコロナ禍での消費者の行動変容は、全てが以前の消費行動に戻るのかどうか。。。
特に飲食店では、郊外店はドライブスルーが相変わらず混んでいますし、街中ではこの間に多くの店舗が改装したり、テイクアウトを充実させました。また、弊社の周りにも少しずつキッチンカーが増えてきています。夜では、ビアガーデンの需要が堅調とも聞きます。
これは、消費者の生活スタイルの変化に合わせて営業形態を変え、お客さんに利用してもらいやすい形に変えた、とも言えます。
では、われわれ薬局・調剤薬局においては、患者さん・お客さんの行動形態は変わっていないのでしょうか?
受診控えが済んだら、全て元に戻ってきているのでしょうか?、ここにきての第7波ではどうでしょうか?
患者さんが選ぶ【選択肢】が増えてきているのは事実です。今までは考えなかった行動変容は、調剤客にも起こり得ます。...自店の存在価値(行く理由)を上げる取り組みを増やしていきましょう!
令和4年7月28日(第1047号)