こんにちは、天野です。1年で最も過ごしやすいの6月も半ばに入ってきましたね。
さて、あのイーロン・マスク氏が、日本の少子化問題に警鐘を鳴らしました。よく指摘される「日本人特有の、ゆでガエル現象」...。少子化は数年単位では変化を肌で感じることはありませんが、10~20年単位で考えると深刻な問題です。子育て支援・移民受け入れ政策などが待ったなしですね。
同じ様に、国内完結型ビジネスにおいても、「ゆでガエル現象」の危機が表面化しつつあります。
先週末の日経新聞に、「調剤薬局の倒産が急増」との記事が。倒産件数自体は、まだ少ないですが、過去にはない件数で負債額も増大。
4~5年ぐらい前までは他業界が羨んでいた調剤薬局業界が、、コロナ禍での処方箋枚数減や、ドラッグチェーン(調剤併設店)の出店、調剤報酬改定の影響。そして人口減少の影響。
目に見えて、事業環境が変わってきており、上記を前提に、「5年後10年後の自店・自社のあるべき姿、ありたい姿」を描いていかないといけませんね。
■今日のテーマは、『どんなPOPがあると、動きやすいか?』
前回(第1035号)に続きますが、どんなに良い商品・サービスでも、お客さんに伝わらなければ、魅力は半減どころか0(ゼロ)になってしまいます!...逆に、、お客さま目線でPOPやキャッチフレーズを考え、工夫し、伝え直すことが出来れば、2倍、3倍と売れる様にもなります。
そんな時に、大切なのは、お客さん目線で考え、想像してみること。
★どんなお客さんがいるのでしょうか?...年齢層、時期的な悩み、普段の買い物形態
★どんなメニューや表現・POPがあると、そんなお客さん・患者さんは動きやすいでしょうか?
★どんな反応をしていただけると、薬剤師・スタッフの方が話を進められやすいでしょうか?
まだまだ(?)若い私でも、最近の気温差・体感差の大きさに疲れが溜まっています。...こんな時期だからこそ、「本日は試飲日!」POPを、積極的にご利用してみてください。
令和4年6月14日(第1035号)