こんにちは、天野です。火曜日に東京に行きましたが、新幹線もそこそこ混んでてきていますね。
さて、「失われた30年」と言われる日本。企業に関する多くの実証研究で知られる伊丹敬之氏が、著書の中でこう述べています。...事業環境の激変期にあって、自社の5年後10年後のビジョンを描く時に、、
◆現実ばかり見て、現状分析をしているだけでは、縮こまった発想や戦略を作りがちになる危険性が高い。
◆ビジョンは、自社が何を成し遂げたいのか、どんな存在になりたいのか【なりたい姿】を具体的に示すもの(明確なイメージ)。
◆ここで、「なりたい姿」と現状とのギャップの大きさに気づき、猛省もしつつ、どんな変革のシナリオを描けば現状から脱出できるかを懸命に考える。
◆「なりたい姿」と現状とのギャップを埋めていく中で、スモールゴールをいくつも設定し、小さな成功体験を積みつつ、段階的に目線を引き上げ、跳躍していくこと・決断した路線を粘り強く歩み続けていくこと、、が不可欠!
■今日のテーマは、『この時期に反応してもらいやすいPOP!』
2回にわたり、【反応確率を上げるPOPの役割】についてご紹介しましたが、、どんなに良い商品・サービスでも、お客さまに伝わらなければ、魅力は半減どころか0(ゼロ)になってしまいます。逆に、お客さま目線でPOPやキャッチフレーズを工夫し、伝え直すことで2倍、3倍と売れる様にもなります。
外食のコンサルタントの方が言っておられましたが、「ほぼ単一メニューだけのお店の場合だと、ラーメン店・カレー店の様に利用回数が多いジャンルでないと厳しい」。
単一注文に終わるのが多い店については、新たなおススメ、セットメニュー、お持ち帰りメニューを作り単価アップを図ることが重要。
調剤薬局においては、いつもの処方箋対応だけに終わっている患者さんに対して、、①物販商品に興味をもっていただくこと、②買っていただくこと、③いつもの決まった会話以外のコミュニケーションを生むこと。...が、患者さんの単価アップや満足度向上につながります。
お客さんは、どんなことに関心があるでしょうか? この時期ですと、どんなPOPがあると反応されやすいでしょうか?
令和4年6月9日(第1034号)