こんにちは、天野です。昨日の母の日で、飛び石連休のゴールデンウイークが終わりました。
人流がかなり戻ってきましたが、マスクなしの日常生活まではもう少しかかりそうですね。マスク着用の良い面の一方で、「高齢者がマスクをしたままだと熱中症リスクが高い」、「マスク着用や過剰な消毒によって、子供たちが病原体に感染して免疫をつける機会を減らしている」との指摘も出ています。
さて、ドラッグマガジン5月号の特集は、「100年薬局」。日本コミュニティファーマシー協会の吉岡代表と、5軒の老舗地域密着型の薬局さんのインタビュー。
ちょうど、先週末の愛知県薬剤師会理事会で、某先生が、旧知の古くからの薬局さんが閉店されたが、地域住民に頼られる薬局がいつまでも残って欲しいと発言されました。
保険薬局・調剤薬局を巡る環境がスピードを上げて変わってきており、【適応力】を持って、【自店の強み】を磨き、【本業】を補完する形にしたいですね!
■今日のテーマは、『ドラッグマガジン特集は、100年薬局!』
土曜日の日経新聞に、「かかりつけ医制度に日本医師会が抵抗」の記事が。そもそも、かかりつけ医がいると考える患者が5割しかなく、収入減に繋がる恐れのある診療報酬体系やリフィル処方に抵抗する団体という構図が最近の記事で浮き彫りになっています。
かかりつけ医、かかりつけ薬局・薬剤師という言葉がずっと言われてきましたが、上記特集を取材した記者さん達の締めの言葉は、【最後の決め手は人間力!】。
それに加えて、【コミュニティ薬局としての、場の雰囲気!】でしょうか。
前回(第1024号)の食品スーパーの事例では、【お店との関わりを楽しんでもらう】【お店のことを思い出してもらう・忘れない様にしてもらう】取り組みでした。
保険薬局・調剤薬局1軒1軒にも、それが求められます。
3年後5年後を見据えて、自店ならではの取り組み・小さな差別化を積み上げて、、
①患者さん・お客さんのリピート化、②いつものご購入+αの購入に繋がる物販の取り組みと会話、そして、③まだ自店を利用したことがない地域住民の方への情報発信・見える化を。
令和4年5月9日(第1025号)