医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

TEL:052-951-2340 FAX:052-951-7954メールフォームでのお問い合わせ

menu

天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【コミュニティ(健康サポート)薬局の物販、OTC、健康イベント支援No.1】元気な高齢者が喜ぶ売場と雰囲気作り!

  • 投稿日:

こんにちは、天野です。昨日は、お世話になっている理央周(りおう めぐる)先生が来社されましたが、大学院教授(経営戦略研究科)を務めている関西学院大学も、ようやくリアル講義が再開されたとのこと。コロナ禍も早や2年4ヶ月で、Withコロナの社会経済活動ペースが上がって欲しいものですね。

DSC_0994日経薬剤師.JPGさて今週のニュースでは、日本医師会・中川会長が2期め不出馬表明があり、診療報酬改定(リフィル処方を含めて)を巡っての開業医の不満の高まり等が書かれていますが、かかりつけ医の機能強化問題を含め、患者さん・国民の要望にも応えていっていただきたいものです。

また、政府の規制改革会議では「在宅医療などで薬剤師や看護師による職種シェア」「調剤業務の外部委託」「スイッチOTC化検討」「仕事がきつい勤務医の働き方改革」などの答申案が。

コロナ禍で生まれたニーズを契機に、オンライン診療・服薬指導に関する規制緩和など前進したテーマもあるが、多くの「岩盤規制」が残っている...、と。

■今日のテーマは、『元気な高齢者が喜ぶ売場と雰囲気作り!』

高齢者向けの多くのベストセラーで知られる和田秀樹氏(精神科医)が、「高齢者にとって大事なことは、長生きすることよりも、元気でいること」「高齢者は自分の楽しみにお金を使いたいと思っている」と。

将来を見据え、ドラッグストア大手が、処方薬を終日受け取れるロッカー設置店を4倍にするニュースが。忙しい勤労者や生活者にとっては便利ですが、高齢者は便利性だけを求めているのでしょうか?

DSC_0850夏什器2022.JPG日本人は生鮮食品を好むため、なかなかスーパーマーケットの集約が進まない(大手のバイイングパワーが発揮しづらい)と言われますが、同業に加え、ドラッグストアとの競合が激化している中にあって、、

高齢者が行くと【何か楽しいことがある】【人・店員との関りがある】【集まれるコミュニティカフェの併設】などがスーパーマーケットの差別化になっている事例が。

では、調剤薬局においてはどうでしょうか?...「高齢者(特に女性!)は、会話を楽しみながら買物をしたいという思いが強い」です。

調剤薬局ではのど飴が良く売れますが、、【ここで買えるならついでに】に加え、【いつもよくしてくれるから、何か少しお返しを】という心理もあります。...一ヶ月に一回の訪店をちょっと楽しいものにする、キッカケ作りや売場・雰囲気作りをしていきましょう!

 

令和4年5月26日(第1030号)

調剤薬局の皆様へ