こんにちは、天野です。初夏並みの陽気から少し気温が戻りましたが、結構疲れがたまりますね。私は、薬用入浴剤【オンセンス】と【アミノ高麗紅参液】が毎日、欠かせません。
さて、昨日の日経新聞に、4月に導入が決まった「リフィル処方箋(最大3回繰り返し利用)」の普及に対して、、
◆医師が及び腰で、薬剤師に患者の健康管理を委ねることへの抵抗がある。医師の診察を盾に制度が骨抜きになれば、患者の利便性が置き去りにされかねない。
◆健康保険組合連合会によると、患者の再診料と処方箋料が減ることへの医師の抵抗が強いと。
ようやく導入が決まったリフィル処方が、こうした段階を経ても、徐々に浸透していってもらいたいですね!...岸田総理は、昨日の経済財政諮問会議での社会保障改革の議論の中で、「かかりつけ機能」「リフィル処方の使用促進」について言及しています。
■今日のテーマは、『顧客目線で、自店への来店回数を維持する!』
前回(第1018号)に続いて、「ライフタイムバリュー(生涯顧客価値)」についてです。人口減少社会に入っても、クリニックや調剤薬局の主たる顧客層が中高年であるため、ある程度影響が低く済んでいたものが、このコロナ禍では影響が出ました。
また、今後については「片道10分商圏時代における、処方箋争奪戦」の影響がハッキリと出てきます。その中で、自店を選び続けてもらうには、どんなことをしたらよいでしょうか?...参考に、他の業種店を見てみますと、、
★美容室では、回数券(5枚綴りのカラー券)で継続的な再来店を促している。
★私が月に1回まとめ買いする酒屋さんは、日本酒とワインの品揃えや情報発信が最高です(仕入れルート、お手頃価格、行くのが楽しみになる新製品、人気の定番品)。
消費者は選択肢を増やしますので、何もしないと、他に選択肢が出来てしまい、来店回数が減ってしまいます!
月1回の利用がある自店の患者さんに対しては、どんなことがあると、来店を楽しみにされるでしょうか?
令和4年4月14日(第1019号)