こんにちは、天野です。先週末に、第107回薬剤師会国家試験の結果が発表されましたが、母校(名城大学薬学部)と、長女がお世話になり4年間協力会会長を務めました金城学院大学薬学部の合格率・ストレート合格率は毎回気になりますし、良い報告をお聞きして喜んでいます。
さて、3月も最終日を迎えましたが、4月の調剤報酬改定では、「服薬指導の一元的・継続的な把握」「対人業務への転換」が強調されて、地域支援体制加算などに反映され、いよいよ「リフィル処方箋」の導入で調剤薬局・薬剤師の役割が期待されるところですが、、
一方で、規制改革の圧力も増しています。政府はオンラインでの服薬指導に関わる規制を撤廃する検討に入ったとのこと。
消費者視点・患者視点に立てば、今後もこうした流れは徐々に、何らかの形で進むのは避けられませんね。
そんな中で、患者さん・地域住民に選んでもらえ、繰り返し利用してもらえる薬局作りがポイントになりますね!
■今日のテーマは、『視覚と聴覚、そしてお店の空気感・雰囲気!』
前回(第1014号)、【店頭販促活動は、いつも掛け算で考える!】でお伝えしましたが、人は理由なしにモノを買いません。「気になるな」「これは自分に合うのかな」「ちょっと、説明を聞いてみたい」...に繋がる販促活動が掛け算に様に欲しいものです。
いつも買う品・値段で買う日用品などとは違う、ちょっと特別な商品・サービス、お客さんに使ってもらい実感してもらいたい商品には特に、この考え方が必要です。
★人間が五感で判断する一番の要素は、【視覚】に訴えること。...気づいてもらう、足を止めてもらう、興味を持ってもらう。
★そして二番目の要素は、【聴覚】に訴えること。...楽しい声に聞き耳を立てる・つられる、親しみのある声に誘われる。
★そして、【お店の雰囲気】。...意外にも、店舗の内装がお洒落過ぎると、人は居心地が悪く落ち着かない。また、人は店頭の空気感・雰囲気を機敏に察します。
微差が大差につながりますので、お客さま・患者さま目線で、消費行動を起こしてもらいやすい様にしていきしょう!
令和4年3月31日(第1015号)