こんにちは、天野です。この週末も土曜日は春の陽気でしたが、昨日は一気に冷え込んで、気温差が大きい三寒四温になっていますね。体調管理もですし、スキンケア対策(季節変わり、花粉・黄砂もあり)も。
さて、ドラッグマガジン3月号で気になった記事。...継続顧客と新規顧客の割合について、ドラッグストア売上上位500店舗のデータ分析によりますと、、
◆2020年に店舗を利用した顧客数のうち、2021年も継続して来店・購入している継続顧客は81,6%で、新規顧客は18,4%。...これは80対20の法則で知られるパレートの法則にも合致しており、新規客を20%獲得(同時に、離脱を20%以内に抑えている)店舗が優良上位店に入っている。
◆また、2020年の新規顧客のうち、継続顧客として定着したのは6割弱だった。...約4割の新規客が再来店せず離脱してしまった。
◆購入カテゴリー(アイテム)数が多い顧客は継続性が高く、年間購入額も高い。
■今日のテーマは、『継続利用してもらう為の、物販アイテム!』
上記を見ても、「リピート客になっていただく対応」と、「初めて利用したお客さんに次回の訪問につながる対応」の大切さが分かりますね!
では、調剤薬局の場合はどうでしょうか?...継続利用するかどうかは、隣のクリニックさんの人気や通院期間にも影響されますが、継続利用してもらう為には【接客】と共に、【調剤以外に提供できるメニュー】も大きく影響すると思います。
★どういう売場(陳列やPOP)があると、処方箋待ちの患者さんに関心を持ってもらえるか?調剤以外の買物をしてもらえるか?
★どういう配置、雰囲気、薬剤師・スタッフからのひと言があると患者さんが消費行動をとりやすいか?
★【ある商品を3回買ってもらえると、リピート購入者になる確率が格段に上がる!】
せっかく一度買ってもらえたなら、「続けて飲んでいますか?」「その後の調子はいかがですか?」「私はこんな使い方をしていますよ^^」などの、ひと言があると、嬉しいですし、リピート購入確率も購入額も上がります。
令和4年3月7日(第1008号)