こんにちは、天野です。ここ名古屋もそろそろ桜の開花ですが、3連休明けは一気に冬戻りの寒さで、本当に気温差が激しいですね。
本離れが言われて久しいですが、マルクス・アウレリウスの「自省録(岩波書店版)」が品薄とのニュース。...1,900年も前のローマの哲人皇帝が自身の悩みを書き留めた、対人関係や人生訓も網羅した本。
人気コミック「ミステリという勿(なか)れ」で取り上げられ、テレビドラマ化もされたことで10代20代の女性を中心に売上が伸びているそうで、私も、20年以上ぶり(?)に読み返しました!
さて、この3連休は、私は3連ちゃんで愛知県薬剤師会館でした。特に、昨日は午前は「医療的ケア児薬物療法地域連携」、午後は「薬局の機能強化」で計6本の講演があり、私は最後に講演させていただきました。
■今日のテーマは、『愛知県薬剤師会研修会でお伝えしたこと!』
午後の研修会では、私の前のお二人は「地域連携薬局」と「在宅医療」について話されました。私は「物販・OTC販売 ~調剤薬局・薬剤師を巡る環境変化と、3年後5年後を見据えた取り組み~」についてで、調剤薬局を取り巻く環境が大きく変わってきていることと、弊社の取り組み事例、先月の薬局新聞掲載記事についてご紹介しました。
その中で、参加なさった先生方には普段馴染みがない言葉だったと思いますが、、
★医薬分業の国策に乗って、横一線で成長してきた調剤薬局業界が、大きな【パラダイムシフト】を迎えていること。
★【ライフタイムバリュー(生涯顧客価値)】という考え方。...高齢患者さんが多いため、人口減の影響が少なかった調剤薬局が、「処方箋争奪戦による客数減」「調剤だけに依存することによる単価減」が迫る中で、【リピート訪店していただくこと】【普段の支払額+αの購入をしていただくこと】が大切になること。
をお伝えし、そして、最後に、何も変えないのはリスクがあまりに大きいので、①「何かを始めること」、②「そして、続けること」、③「誰かだけが担当ではなく、店舗の皆様全員で取り組んでいくこと」をお伝えしました。
令和4年3月22日(第1012号)