こんにちは、天野です。北京冬季五輪が閉幕しましたが、トップアスリートによる多くの熱戦・ドラマに感動させてもらいましたね^^
さて、昨日のがっちりマンデーは「儲かる法則」でした。その中で、特に気になったのが【ピーク・エンドの法則】。
◆【ピーク・エンドの法則】とは、、人は、自分自身の体験の評価を、自分の感情が最高(ピーク)だった時の記憶か、最後(エンド)にどう終わったかの記憶、だけで判定する傾向にある...というもの。
◆よって、あるサービスを利用した最後に感動したり、記憶に残る好印象があると、、良い記憶に残りやすく、リピート利用する確率にも大きく影響する!...番組では、北海道で満足度トップの宿が朝食に力を入れ、圧倒的な満足度を上げている事例が紹介されました。
確かに、われわれも経験上、あるお店やサービスを利用した際に、嬉しい(楽しい)ことがあったり、良い印象で終われると、また利用したくなりますので、大切にしたい消費者心理ですね。
■今日のテーマは、『5%10%の差が圧倒的な差に感じる!』
調剤薬局(約6万店)はコンビニ(5万5900店舗)よりも多くなっていますが、これより圧倒的に多いのが美容室(25万店)。
美容室は、リピーターがつくと経営が安定しますが、常連客の減少や競合店の増加、お試し券などで消費者が他店を試すケースが増えて、客数減少が経営上の大きな問題になっています。
処方箋争奪戦が激しくなる調剤薬局においても、今後【繰り返し利用してもらう】【いつもの金額+ワンのご購入をしていただく】という視点がますます大切になります。
①お客さまの店舗に対する不満や悩みは何なのか?
②従来の仕組みでは業界や店舗が解決できていないことは?
③自社・自店ならでは提供できるもの(差別化)は?
小さな差別化でも、5%10%の違いがあると、お客さんは圧倒的な違いに感じる!...と言われています。上記の【ピーク・エンドの法則】にも通じる話ですね!
令和4年2月21日(第1004号)