こんにちは、天野です。3回目のワクチン接種券が届き、一昨日、従弟のクリニックで打ってもらいました。オミクロン型は症状が軽いとは言え、感染急拡大が未だ高止まりし、死亡者数もこの1週間は1日平均200名超になっていますので、特に中高年のワクチン接種は急いでもらいたいものです。
さて、今日はお得意先の補聴器勉強会(ZOOMにて)のお手伝いに、提携している株式会社シンコムのS氏が来社。
弊社が補聴器事業に取り組んで10年。これまでに累計で、3,980台のオーダーメイド補聴器をお取引薬局さまを通じてご購入いただいていますが、このコロナ禍においても、相談者数は増えています。
左の表にあります様に、加齢による聴力低下は避けられません(誰にでも起こりうるもの!)。加齢性難聴は自分では気づきにくかったりしますが、早い人では30代から既に始まっており、高い音から聞きづらくなります。中高年では仕事や日常生活に影響があったりしますし、高齢者では難聴が進行して孤立化しての認知症リスクは広く知られているところです。
■今日のテーマは、『見知った薬局で補聴器の相談をしてもらう!』
先ほども書きましたが、超高齢社会となり対象者は増える一方で、加えてコロナ禍でのマスク使用の日常で、聞こえの問題・悩みを抱えている方が増えています。そんな時に、ファーストアクセスする(最初に相談する)先はどこでしょうか!?
★補聴器センターでは、平均で月に5~10件程度の補聴器購入があるそうですが、そのほとんどが買い替え需要。
★メガネ店では、メガネの売上減をカバーする為に補聴器に力を入れており、低価格のもので集客を図っている。
★では、地域の健康相談のファーストアクセスである薬局・調剤薬局では、お客様の聞こえの悩みに対しどんなことが出来るでしょうか?
普段から行き慣れた薬局や、近くの調剤薬局で、派遣された専門の相談員さんによる聞こえの状態チェックや相談に乗ってもらえるとしたら、どうでしょうか?、そして試した上で納得の上で購入まで出来るならどうでしょうか? 購入後も「その後の聞こえの状態はどうですか?」とフォロー訪問までしてくれるならどうでしょうか?
POPでの案内だけでなく、患者さん・お客さんにチラシを手配りしている薬局様では、相談者が増えています。
令和4年2月24日(第1005号)