こんにちは、天野です。昨日、厚労省専門家組織座長が「新型コロナの新規感染者数のピークは越えた」と発言しましたが、死者数については200人超に増えており、重症化が懸念される高齢者への遅れている3回目接種を急いでもらいたいものです。...愛知県の高齢者への3回目接種率は38%とのこと(全国平均は27%)。
さて、先月末の週刊ダイヤモンドの特集(←)は、調剤薬局業界・薬剤師を巡る環境激変についてでしたが、令和4年の診療報酬改定で注目されるのが、日本でようやく導入される【リフィル処方(処方箋の反復利用)】。
◆患者さんの立場で見れば、、症状が安定していれば、家の近くの薬局へ行けば薬がもらえ、受診する手間が減らせる利便性。また、薬局がトータル的に薬学管理を行うことで、残薬や重複投与・多剤併用リスクを減らせる。
◆逆に調剤薬局においては、、門前で待ち構えるという従来のスタイルだけでなく、「かかりつけ薬局」として通っていただく様にする、患者さんに選ばれ続ける様にしていくことが求められます。
■今日のテーマは、『距離感を縮める・敷居の低い薬局にする!』
リフィル処方の導入により、【患者さんとの継続的な関係づくり】がますます重要になってきますね!
われわれの仕事に限らず、、人口減少社会・超高齢社会では、【①お客さんにリピート利用してもらうこと】、【②地域住民の方に利用してもらうこと】は、最重要テーマです。
★どういう売場があると、関心をもってもらえるのか?、処方箋以外の買い物をしてもらえるのか?
★どういう会話やキッカケ、店頭の雰囲気があると、より患者さんが消費行動をとりやすいのか?
★店前ボードにどんなメッセージが書いてあると、地域住民の方が足をとめたり、入店しやすいか?
愛知県薬剤師会の健康サポート薬局研修で、まとめの講師を3回させていただいていますが、【患者さんとの距離感を縮めること】【敷居の低い薬局になっていくこと】が大切ですし、そうした薬剤師さん・スタッフさんがおられる薬局さんは雰囲気も良いですし、強いです^^
令和4年2月17日(第1003号)