こんにちは、天野です。コロナ禍が丸２年となり、欧州では新型コロナの危機レベルに関して「インフル並みに」引き下げる検討が始まる動きがありますが、日本国内はオミクロン型の感染急拡大があり、まだ暫く慎重さも求められそう。。。

さて、週明けの日経流通新聞の記事から２つ。１つめはファミリーマート社長談より。

◆コンビニの将来像が見えないと言われる中、「店舗をメディアに」する。...デジタル化や消費者の変化に対応して店舗を【モノを見せる・情報発信する場所】に変えて（進化させて）いく。

◆２つめは、神田昌典氏のコラム「なぜ餃子店が増えているのか」では、、

新型コロナ下で苦しむ飲食店が増えた中で、餃子店（特に無人店舗、自動販売機）が増えたが、【非接触での買いやすさ・手頃さ】。

飲食店の存在価値の面では、【イートイン、テークアウト両面での地域にとってなくてはならない存在】に。

■今日のテーマは、『嬉しい・心遣いの一言が大きな差に！』

上記に続きますが、まさに、有名なダーウィンの進化論（最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのでもない。唯一、生き残るのは変化できるものである）ですね！...規模の論理でやっていける保証はないし、過去に成功したビジネスモデルのままでは将来への保証はない。

顧客に必要とされ、リピート利用される店舗になっていくには、看板である【メイン商品・サービスメニュー】は当然必要ですが、それを生かすのに大事なのは、【居心地の良さ・空気感】！

消費者目線で考えると、、人は、単に髪を切ってもらう為だけに美容室は行くわけではありません。

人は、体を揉んでもらう為だけにマッサージ店へ行くわけではありません。

人は、お腹を満たす為だけに飲食店へ行くのでもない。。

以前ご紹介したコメダ珈琲では、常連客へのちょっとした心遣い・おもてなしの言葉が、チェーン店であってチェーン店でないリピート客獲得に繋がっています。...「いつものでいいですかぁ（セット、パンの焼き具合）？」、「今回の期間限定サイドメニューは人気ですよ」...等々。

言われるとちょっと嬉しいひと言は、調剤薬局の物販売上にも大きく影響します＾＾

　

令和４年１月１７日（第９９４号）