こんにちは、天野です。今朝、弊社近くの薬の神様・少彦名神社(名古屋市中区)の新年祭がありましたが、雪が舞い本当に寒かったです。コロナ禍の出口が春~夏に見えます様、願いたいものですね。
さて、昨日の日経流通新聞には「ニッチ戦略」についての記述が。
◆ニッチ戦略では、戦わず、大手に支配されていない・大企業が入ってこない限られた市場で利益を上げていく。
◆ニッチ戦略だと、市場が限られるため、競争が少なく、労力をお客様に向けることができる。
◆しかし、成長分野でも、多くの企業が入ってきて同質化競争を繰り広げた結果、レッドオーシャン化する現象がよく見られる。
◆一般的に、「市場を大きくするには競争はいいことだ」と思われているが、競争し過ぎるとライバルの動向ばかり気にして、顧客志向が弱くなる。また、利益が出ず、疲弊してしまう。
■今日のテーマは、『自店ならではの強み作り・メニューを!』
前回(第990号)、コメダ珈琲の強み作り事例では、、①小さな改革、大きな成果を積み上げている。
②店舗の居心地の良さ、空気感を大事にしている。
③各オーナーが、商品以外の部分で、自店のサービスメニューを生み出している。
そしてこれらが、チェーンであってもチェーンでない行きつけの店、一般的な喫茶チェーン店とは違う独自化になっていました。
ビジネスモデルの大きな転換期を迎えた調剤薬局においても、他店との違い・差別化が必要になってきました。
特にドラッグチェーンが調剤併設店舗を凄い勢いで増やしており、「待っている間に買物が出来る」「家の近く・遅い時間でもいい」というのは消費者目線では大きなメリットで、脅威です。
では、、ニッチ戦略的に考えて、自店ならではの【小さな改革・チャレンジ】【店舗の居心地の良さ】【自店ならではのサービスメニュー】は、どんなことが考えられるでしょうか?
お客さま・患者さまが喜び、処方箋以外の関係づくりのアイテムとして、どんなもの・どんなことが考えられるでしょうか?
令和4年1月6日(第991号)