こんにちは、天野です。昨日は、愛知県薬剤師会の開局部会が担当する「0402通知を踏まえた、薬剤師以外の者による準備行為研修会」でした。オミクロン型の感染急拡大があり、ZOOMでの開催でしたが、やっぱり研修はリアルの方がいいですね!
さて、週末に気になった記事が、日経流通新聞の「牛乳宅配が、見守りで復活!」。
◆一時は存続危機にあった明治、森永乳業、雪印メグミルクなど乳業各社の宅配事業が好調。
◆明治の牛乳宅配は便利に栄養補給ができる利点が受け、ピークの1970年代は350万軒の契約軒数があったが、スーパー・コンビニの台頭で牛乳が手軽に買える商品となり、1/3に激減した。
◆その後、宅配専用商品(ヨーグルト、栄養食品)の相次ぐ投入、保冷受け箱の導入などで現在は250万軒までV字回復。毎日配達を週2~3回に変更して、空いた時間を顧客開拓に振り向けたことも成果につながっている。
◆高齢者と接点を持つ牛乳宅配は最強のインフラでもあり、今後はさらに健康全般で強化していく。
■今日のテーマは、『牛乳宅配復活から、顧客との接点を考える!』
上記に続きますが、、牛乳宅配の復活は【高齢顧客との接点作り】にありました。また、玄関の保冷ボックスをチェックすることは見守りの役目も兼ねています。
では、顧客・地域住民の健康維持のプラットフォームでありたい【コミュニティ薬局】としては??
この数回にわたり、【物販で、つながりを作る・深める!】【物販で、顧客との接触頻度を上げる!】をお伝えしていますが、、
★物販をすることで、お薬を渡して終わりにならず、商品を介した患者さんとの会話が生まれます・増えます。
★手狭な店舗でも、待合の椅子から全ての商品が見え、手に取れる陳列を工夫すると、消費行動や会話が生まれる。
★寒い日が続く今ですと、ハンドクリームや入浴剤、乾燥肌対策のスキンケア商品を多めに陳列すると、お客さんが関心を示したり、購入刺激を受けます。
次回(第999号)は、業界紙・薬局新聞2/2号の一面に掲載される「ヘルスケア物販での事例」をお伝えします。
令和4年1月31日(第998号)
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