こんにちは、天野です。ここ名古屋の週明けは、厳しい寒さ(雪)になっています。年末年始は全国各地で防寒フル装備の寒さになりそうですね。
週末に長女と婿(共に調剤薬局勤務)が家に来て、最近の状況を聞き、来年度導入方向のリフィル処方の話をしました。2人はとっては、大学の講義で聞いて以来の言葉(リフィル処方)だった様ですが、調剤薬局を巡る事業環境の大きな転換期が目の前に。。。
「患者のための薬局ビジョン」で薬剤師に求められた【対物から対人へ】とは、具体的に何を求めているのでしょうか?
例えば、喫茶店チェーンで人気のある「スタバ」と「コメダ珈琲」は両極端にある様に見えますが、、、
◆スタバは、まさに【サードプレイス】。...女性一人でも入りやすいセンスの良さと落ち着いた雰囲気。そしてスタッフの明るさと接客レベルの高さ。
◆コメダは、肩ひじ張らず庶民的な雰囲気で、フードメニューが充実し、一人でも友人・家族とでも利用できる。
■今日のテーマは、『年の瀬に、居心地の良さと物販の関係を!』
こうしてみると、スタバにもコメダにも共通するのは、【入りやすさ!】と【居心地の良さ!】。
前回(第988号)、2022年度診療報酬改定で導入される方向のリフィル処方(処方箋の反復利用)についての狭間研至先生の解釈をご紹介しましたが、「調剤薬局という業態を変えないと!」という指摘がありました。
★クリニックがドクターの人気で選ばれるのと同様に、調剤薬局も薬剤師・スタッフの専門性・人間性で選ばれる時代になってくる。
★「薬剤師・スタッフとのやり取りが楽しい・落ち着ける」「居心地の良い」「地域住民にとって入りやすい」調剤薬局は選ばれやすい。
★新たな収入源として必要性が高まっている物販においても、上記の差が実績に如実に反映されています。...実際、5倍・10倍の差がついています!
年の瀬にあたり、経営者・責任者として、収益面・盛り上げ面の主要メンバーとして、考えたいですね!
本年もお読みいただき、ありがとうございました。新たな年・令和4年もよろしくお願いいたします。
令和3年12月27日(第989号)