こんにちは、天野です。冬晴れの青空が広がっていますが、朝晩は本当に寒くなりましたね。
今週末は、第54回・東海薬剤師学術大会(ウインクあいち)のお手伝いに行きます。コロナ禍でこうした学術大会へのブース出展もまだ再開までいきませんが、そろそろでしょうか。
さて、一昨日の日経に、調剤薬局チェーン大手のアインが2025年度までに全店で「認定薬局」の取得を目指すとの記事が。
8月に始まった認定制度で、、普段の健康に幅広く応じる「地域連携薬局」と、特定の病気治療に医療機関と連携して取り組む「専門医療機関連携薬局」のいづれか、又は両方の取得に調剤薬局大手が動き出しています。
地域連携薬局に重なる部分が多い健康サポート薬局取得を含め、5年後10年後に向けての生き残りやドラッグチェーンの調剤併設店との差別化を図ることが肝要になっています。...中小・個人薬局においても、今後の自社・自店のあるべき姿を構築していくタイミングになってきたのは間違いないですね。
■今日のテーマは、『売場作りで、確率の神様に微笑んでもらう!』
2回にわたり(第977号、979号)、超凄腕マーケッター森岡毅(もりおか つよし)氏の談話・書籍について紹介しました。
月曜日に、弊社の営業研修をお願いしている理央周(りおう めぐる)先生と色々とお話しした際に、森岡氏の話になり、マーケッターの視点でさらに掘り下げて聞かせていただきました。
★技術的な差別化が作りにくい「ローテク業界」こそ、マーケティングの差が大きく表れる。
★お客様に伝わらなければ、やっていないのと同じ! すぐ諦める人には、確率の神様は微笑んでくれない!......との、ど真ん中の指摘には説得力と重みを感じます。
どんなに良い商品・サービスであっても、何もしなければ、お客さんは【その良さ】を知る機会がなく、【関心】も持たないのは当たり前。
一気に寒くなってきましたので、【お客様目線】で考え、お客さま・患者さまに関心を持ってもらい、【雑談・お試し・購入】してもらえる売場作りをしていきましょう!
令和3年11月25日(第980号)