こんにちは、天野です。土曜日に、愛知県薬剤師会理事会が終わった後で、自宅近くの焼き鳥屋さんが営業再開したので、家内と行ってきました。最低限の感染予防対策・配慮をしつつ、こうした楽しい外食時間が少しずつ、確実に戻ってきて欲しいものです。
さて、日曜日は、小阪裕司先生(オラクルひと・しくみ研究所代表)の半年前の書籍を読み返しつつ、先生の研修を何本か見ました。
◆選別消費...コロナ禍で顧客は行くお店を「選別」した。選ばれなくなった店は、「顧客消滅」が現実になった。
◆進行していた変化がコロナ禍で前倒しされたので、ワクチンが普及しても、コロナ前の状況に戻ることはない。
◆この状況下でお客が戻ってくるのは、「コスパがいい(安い)店」か「心を楽しく、嬉しくしてくれる店」。
◆コロナ禍、Withコロナだからこそ、【リアルな接触】【来たくなる場作り】が重要!
◆何もしなければ、【お客さんは減るものだ!】という原則を前提に考えないといけない。
■今日のテーマは、『仕組みで売る!、狙って売る!②』
大手ドラッグチェーン・ウェルシアのテレビコマーシャルでは、「調剤待ちの間に買物ができる!」...と言っていますが、、逆に調剤薬局・保険薬局は、調剤待ちの約12分の間に何が提供できるでしょうか?
前回(第966号)は、「仕組みで売る!」「狙って売る!」ということを考えてみました。
★店舗の、ここに置けば必ず目立つ・必ず売れる、一等地売場に、しっかり山積み陳列すること。
★山積み陳列により、目立つと共に、おススメ感を出すことが出来ます。
★また、こうしたことを定期的に(3ヶ月ごと、シーズンごと)やることにより、お客さんも飽きませんし、販売側も同様です。
★一定期間続けることにより、リピート購入にもつながりやすい。
★この【狙って売る仕組み・パターン】が出来ますと、商品やサービスを入れ替えて、何度でも再現が可能になる。
小阪裕司先生の話にもある様に、「何もしなければ、状況は変わりません(悪化する)!」ので、季節変わりの今月、一等地に山積み陳列展開して、秋~冬に販売~リピート購入につなげていきましょう!
令和3年10月11日(第967号)