こんにちは、天野です。朝晩、めっきりと寒くなってきましたね。今月前半は気温が高めで店頭の衣替えも遅れがちでしたが、一気に「寒さ対策(温め関連)」「保湿対策(スキンケア)」「風邪・免疫力対策」が必要になってきました。
さて、今週の日経新聞・日経流通新聞に、【顧客との関係性が問われる時代に】【プロセスエコノミー】についての記述がありました。
★完成品の市場は飽和状態。更に、価格も安く質も高い商品のコモディティー化があらゆる分野で加速している。
★今後の消費は、「これでいい」という量販型と、「これがいい」というこだわり型を使い分ける姿がより顕著に。
★「これでいい消費」分野は、競争がますます激化し、コモディティー商品を扱うドラッグストアやスーパーは業界再編に拍車がかかる。
われわれは、顧客・地域住民から「これがいい!」「ここがいい!」と思っていいただくことに注力あるのみ!...ですね。
■今日のテーマは、『これが(ここが)いい消費マインド!』
今週、家内の車の車検でディラーの若い営業担当者が、「このオプションをおススメします」「次の2年でブレーキパッド交換もカバーするなら、もう一つ上のオプションを」「明日、ご連絡ください。」と真面目に説明してくれたそうですが、家内は今一つ釈然とせず...。
翌日TELしたら担当者は休みで、見知ったベテラン整備士さんに聞いたところ、「このオプションはつけた方がいい」「1年前に交換しているので、今の乗り方なら次の2年は大丈夫です」など、非常に分かりやすい説明で納得。「あそこは良いディラーさん!」と(笑)
結果的には良かったのですが、上記の「これが(ここが)いい消費」にも繋がる話だと思います。実際、、
★顧客のニーズに寄り添って、応えられているか?
★潜在需要(聞きたいこと・知りたいこと)に分かりやすく応えているか、先回りしている用意してあるか? ...ということを改めて考えさせられました。
中小・個人店は、いかに目の前の顧客・地域住民に、自店を気に入ってもらい、繰り返し利用してもらう関係性が作れるか!、、ですので、【自店のサービスメニュー・強みの見える化】と共に、【これがいい(ここがいい)消費マインド】を意識していきましょう!
令和3年10月21日(第970号)