こんにちは、天野です。9月も折り返しとなり、昼間は暑さを感じますが、朝晩は涼しくなりましたね。
敬老の日を前にした厚労省の発表によると、全国の100歳以上の高齢者が過去最高の8万6510人に(昨年から6060人増)。女性が88%を占め、男性は初めて1万人を超えたとのことで、まさに人生100年時代になってきています。
さて、調査会社インテージの「生活健康基礎調査2021(2563人対象)」によると、最近1年間に「風邪」を経験した人の割合は、2019年では45%。その後のコロナ禍にあっては、マスク着用・消毒習慣などにより、2020年は35%、2021年は16%と大幅に減少。
OTC薬の販売金額で見ても、2020年度は総合感冒薬は前年比64%、鎮咳去痰薬は67%、のどスプレーは80%。
一方で、コロナワクチン副反応対策としてのOTC解熱鎮痛剤は、特に8月中旬から急増し、前年同期に比べ74%増だった。
■今日のテーマは、『実感いただく為にも丁寧なアドバイスを!』
前々回(第958号)に、日本を代表するマーケッター・森岡毅氏の言葉【マーケティングの最上位概念は、認知(知ってもらう)率を上げること!】をご紹介しました。...要は、何をやるにせよ、始めるにせよ、続けるにせよ、「知ってもらわなければ、何も始まらない!」。
そして、「せっかく知ってもらったなら、しっかりと伝えないと意味がない!」
日々の消費活動においても、特に中~高価格品は、せっかくお買い上げ(ご利用)いただいたのなら、使用感・効果を実感して満足していただきたいものです。
【ある商品・サービスのリピーターになってもらうには、3回買ってもらうこと!】と言われますので、1回目の際の「効果的な使い方・ワンポイントアドバイス」がとっても重要になりますね。
弊社の【リンクルクリーム】においても、消費者相談室に、利用されている薬局さんで入手された試供品の使い方の問い合わせTELがよくありますので、こうしたちょっとしたことの大切さを感じます。
お肌のケアが気になる秋に入りますので、目の前のお客さま・患者さまに良さを実感いただく為の丁寧なワンポイントアドバイスを。
令和3年9月16日(第960号)