こんにちは、天野です。せっかく暑い日差しが戻ってきたのに、また天気が下り坂。ジメジメしていますし、夏の疲れが出ての夏バテ・疲労蓄積に注意ですね。

まずは、東京パラリンピック・自転車女子個人ロードタイムトライアルでの杉浦選手の金メダル、素晴らしかったですね！ボッチャの杉村選手の好ショット・必殺ショットにも驚かされました。

特に５０歳の杉浦選手（薬剤師）が大けがを乗り越え、また１年延期で年齢的にも引退を考える中で、【５０歳での伸びしろの可能性】を信じての努力、そして本番での力走にはパワーをもらいましたね！

さて、ワクチン接種（２回）がやっと人口の５割に近づいてきましたが、コロナ禍も１年８ヶ月め。年末年始にようやく出口が見えてきそう（？）ですが、この間の事業環境の変化・消費活動範囲の変化で、コロナ後はどの程度、元に戻るのか、戻らないのか。。。

■今日のテーマは、『８割以上は、片道１５分以内のお客様！』

上記に続きますが、コロナ禍で事業環境の変化が４～５年早まったという認識の上に立つと、どうでしょうか？

特に中小店・個人店においては、お客さんは、【８割以上は片道１５分以内（徒歩で、自転車で、車で）の方！】。...近くに住む（働く）お客さんに気に入っていただき、繰り返し繰り返し利用していただく関係性を築くのが一番の鉄則ですね！

私が時々、思い出すのは、ある調剤薬局さまに４年程前に弊社社員と伺った時に、「一日に３人ぐらい、処方箋以外のお客さんが来店してくれる様になると良いね！、、と社員とも話しているんですよ」という言葉。

調剤薬局を巡る事業環境が徐々に変わってきて、薬機法が改正され、そしてこのコロナ禍。

処方箋対応以外に、その患者さんが持っているニーズを考えた対応・薬局作り。そして、近所に住んでいたり、働いているけれど、まだ自店を利用したことがない方に来店してもらう取り組み・情報発信。

特に５０～６０代、７０代以上の地域住民の方にとって【敷居の低い薬局】になっていくことは、他店との差別化面でも必須と言えますね。

　

令和３年９月２日（第９５６号）