こんにちは、天野です。スカッとした快晴が続きませんが、朝晩が過ごしやすくなってきた一方で、昼間は残暑が厳しいですね。
昨日(日)は、家内と近場の渓谷を歩いてきました。コロナ禍で運動不足気味ですが、川のせせらぎを聞いたり、虫の鳴き声を聞きながらの自然散策は、ストレス解消にもつながりますね。
さて、ご存知の様に、平成29年~令和3年末までの時限措置であったセルフメディケーション税制が更に5年延長となりました。
またセルフメディケーション税制対象医薬品の範囲拡大、手続きの簡素化が図られる方向。
前回の有識者検討会では、健康保険組合連合会理事から、「調剤薬局にはOTCがあまり置かれていない」「調剤報酬上に、OTC薬販売の要件化を」との意見も出されており、薬機法改正が求めている薬局・薬剤師機能がこうした面からも問われてきている!、、と感じます。
■今日のテーマは、『顧客生涯価値という考え方・視点!』
公私にお世話になっている理央周(りおう めぐる)先生は、先週金曜日の東海ラジオ番組で、【ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)】について言及されました。
ライフタイムバリュ一とは、一人の顧客が、その長い取引期間(ライフタイム)を通じて、その店舗・企業にもたらす価値を考えるマーケティング的な視点。
一人のお客さまが、ある商品を購入する際に発生する単発的・短期的な利益だけを考えるのではなく、、
⇒効果的な利用法やアドバイスを行い、気に入っていただき、繰り返し購入いただくこと・繰り返し利用いただくこと。
⇒商品的なつながり以外にも、店舗・企業への満足度を上げていただき、長期的なお付き合い・収益につながっていく関係性を構築していくこと。
以前からこうしたことの重要性が指摘されてきましたが、人口減少社会・超高齢社会に加えて、このコロナ禍により一層、こうした考え方・顧客に対する姿勢が大切になってきていますね。
令和3年9月13日(第959号)