こんにちは、天野です。9月も最終週に入り、朝晩と季節の移り変わりを感じますね。週末に、昔読んだ2冊を読み返しましたが、学びや再認識がありました【読書の秋】。
さて、ジェネリック医薬品の品不足問題が長引いていますが、昨日の日経新聞に、「ジェネリック医薬品の一部の供給が品質不正や生産トラブルで滞っている問題の正常化には2~3年かかる」との記事。
話は変わって、武田薬品工業からファンドに親会社が変わったアリナミン製薬が、若い女性向け栄養ドリンク剤を新発売した記事。
コロナ禍でドリンク剤市場は前年比で1割ほど減少していますが、従来品を従来ルートに展開するだけでは、コロナ禍がなかったとしても減少していたでしょうから、【攻めの展開】は大切ですね!
■今日のテーマは、『新たな利益体質へのリーダーシップを!』
コロナ禍も1年9ヶ月になり、ワクチン接種の進展、ブースター接種の見通し、治療薬の開発と共に、自身の仕事面ではアフターコロナを見越しての対策のピッチも上げていかないと...!、という段階が近づいていると感じます。
保険薬局・調剤薬局においても、受診控えが徐々に回復する中で、ジェネリック医薬品の供給問題も大変ですが、既に従来のビジネスモデル(調剤に100%依存)の限界が分かってきている中で、このコロナ禍を凌ぐだけでいいのか?
完全な予測を立てることは不可能ですが、だいたいの予測は立てられると思います。「6~7割正しいな」いう先読みをして、準備し、手掛けていかないといけませんね。
何事も軌道に乗るまでは時間がかかりますし、先送りしていては手遅れになってしまいます。
特に、こういう時だからこそ、経営者・リーダークラスは、5年後10年後を予測して、自社・自店の行く道を考え、示さないといけませんね。
新たな収益源を探り、トライ&エラーを重ねながらも、粘り強く継続的な利益体質を構築していきましょう!
令和3年9月27日(第963号)