こんにちは、天野です。週末に自宅近くで蝉が鳴き始めました、もう少しで梅雨明けですね。
さて、週末に読んだ文藝春秋に「国産ワクチンが日本を守る(塩野義製薬社長)」と「アルツハイマー新薬の未来(東京大学大学院・岩坪威教授)」。前者から抜粋しますと、、
◆現在、日本で使用されている新型コロナのワクチン(ファイザー社、モデルナ社)は有効性が90%以上もあり、ワクチンの常識からすると異様に高い効果がある。
◆90%を超える有効性はオーバードーズ(過剰投与)と言っていいかもしれないが、今回は非常事態であり、「副反応は気にせず、とにかくまずはパンデミックを抑える」という考え方が優先された。
◆体格の小さい日本人(特に女性)は、熱・痛み・疲労感等の副反応が見られるが、オーバードーズになった可能性がある。
◆ウイルスに対する集団免疫獲得にはかなり時間を要する。これほど変異スピードが速いと、1年で集団免疫を獲得したとしても、3年目にワクチンが効かないタイプが流行する可能性もある。
■今日のテーマは、『シニア消費回復を受けての店頭での対応!』
日本経済新聞の家計簿アプリデータ分析によると、、6月は、65歳以上のシニア消費の急回復が見られたとのこと!
★新型コロナウイルスの重症化リスクが高い高齢者ほど昨年から外出自粛に努めていたが、高齢者のワクチン接種が進み、これまで控えてきた分までお金を使う「リベンジ消費」が増えた。
★特に増えたのが、「交際費」「旅行」、そして「美容・衣服」。...ここにも、外出することを念頭に財布のひもを緩ませているのが分かる。
保険薬局・調剤薬局においては、医療機関への受診控えが緩和されてきていますし、主たる顧客年齢層でもあるシニア層のこうした動きに対して、店頭での展開・対応をどうすると良いでしょうか?
特に買物のベテランである高齢者は、商品・サービスの購入の際には、雑談を楽しみながら、手に取って確かめ判断されます。
また、見知った薬剤師さん・事務員さんの使用感についてのひと言・ワンポイントアドバイスは購入の際の大きな決め手になります。
令和3年7月12日(第943号)