こんにちは、天野です。今月中旬過ぎには梅雨明けになるでしょうか。湿度がかなり高まっており、昨日も帰宅後にバイクを30分こぎましたが、いつも以上に大汗をかきました。
さて、銀行のビジネスモデルが大きく揺らいでいる中で、ここ中部地方の地銀6行がこの5年で従業員を計1,000人削減(▲7%)し、さらに今後3年でさらに削減ペースを上げる方針との記事(体力が残っているうちにスリム化し、一人一人の稼ぐ力を上げる)。
◆以前から進行していた変化がコロナ禍で前倒しされたので、ワクチンが普及してもコロナ前に戻ることはない。
◆コロナ禍において、顧客は行くべきお店を「選別」していた。選ばれなくなった店にとっては、「顧客消滅」が既に現実に。
◆この状況下で顧客が戻ってくるのは「コスパがいい(安い)」か「心を豊かに(楽しく嬉しく)してくれる」店。
◆コロナ禍だからこそ、【リアルな接触】【来たくなる場作り】が重要!
■今日のテーマは、『地域に根づいた薬局は、アナログで発信を!』
上記に続きますが、集客や販促についても、自社・自店は、「オンライン(SNS)」なのか、「アナログ」なのか?
どちらが良いのかは、自店の顧客層や商圏にもよりますが、地域に根づいた薬局・調剤薬局においては、「アナログ」に注力すべきと言えます。
★即ち、紙媒体(チラシ)、POP(店内、店外への)、手書きコメント、店前ボードなど。
★おススメの商品・サービスの特長を伝えるのは大切ですが、もっと意識すべきは、「顧客にとってどんな良いことがあるか」を伝えること。
★関心を持ってもらう・購入してもらうには、お試し(試飲、テスター利用)が有効ですが、店頭スタッフが「いつも色々な雑談・会話をしてくれる人」「自分も使っている人」なら、顧客にとっては話に乗りやすい。
★最後に、顧客は、店舗スタッフが仕事をしている時の表情や動き、お店の雰囲気に敏感である!、という指摘にも注意したいですね。
令和3年7月8日(第942号)