こんにちは、天野です。静岡県熱海市での土石流・地盤の崩落は、災害の恐ろしさと、背景を考えさせられますね。
この週末は「人間ベートーヴェン」を読みました。生誕250年を迎えた楽聖ベートーヴェンですが、よく知られる交響曲・ピアノソナタはじめとする幾多の曲を残したベートーヴェンの苦悩、不屈の精神、古き伝統を大切にしつつ新しいことを生み出していった姿勢には、現代人が学ぶべき原点が多いと感じました。
読書は私の趣味の一つで月4~5冊は読みますが、どうしても読むのは自分好みのジャンルに偏りがちでしたが、、、今回、この本を読んだキッカケは、合唱活動をしているから(コロナ禍で今は休止中)というのもありますが、実は、本屋さんでの陳列とPOP!
最近、業種にかかわらず、店長さんや店員さん手書きの「思いを書いたPOP」「紹介POP」が売上やお客さんからの共感を得るのに役立つことが指摘されていますが、今回のはまさにそう。
「売上順位トップ10」「店長おススメ」という表示も有効ですが、今回のPOPはもう一歩踏み込んでいました。
■今日のテーマは、『自分も使っている・飲んでいるから!』
上記に続きますが、どんなに素晴らしい商品・サービスでも、正しく伝わらなければ売れません。関心を持ってもらえなければ買っていただけません。
いつも行くヘアサロンさんで、主人が散髪しながら、自分が怪我してリハビリで通っている先で購入したグッズを紹介してくれましたが、「自分も使っているから!」説得力がありましたし、試させてくれて実感も出来ました。
先月リニューアル発売しました「薬屋さんのせいとう茶」においても、今日の朝礼でY君が、先月3個納入した調剤薬局さまで、週明けに8個の追加注文をいただいた話を紹介してくれましたが、これも、、
★自分たちも飲んでいるから、、追加で欲しい。
★自分たちも飲んでいるから、、ススメやすい。
★お客さま・患者さまからしたら、、買いやすい。
コロナ禍だからこそ、目の前のお客様に対して、地域住民の方に対して、コツコツと情報発信していくこと。面白い雑談・会話のキッカケ作りをしていくこと・続けることが一番大切ですし、有効です。
令和3年7月5日(第941号)