こんにちは、天野です。6月も最終週に入りましたね。
昨日は、約3年ぶりに、家内の親戚にあたる奥飛騨酒造(岐阜県下呂市金山町)に行ってきました。
創業300年を迎え、清酒「奥飛騨」、私も大好きな「初緑」や、プーチン大統領来日時に使われた「奥飛騨ウオッカ」などで知られる奥飛騨酒造さん。コロナ禍で、下呂温泉の宿泊客激減などで大変だったそうですが、取り扱い店増加と家飲み増加により、前年維持できたとのことで素晴らしいです!
このコロナ禍では、同じ業種・業態間でも業績の差が色濃く分かれていますが、こういう時だからこその【情報発信での接点維持】【ご縁作り】【リピーター客作り】の大切さを改めて強く感じました。
■今日のテーマは、『現状維持バイアスを打ち破る時!』
今日は、今朝の日経流通新聞の著名マーケッター・神田昌典氏のコラムから。
★他社の事例を聞きたがる経営者が増えているが、他社事例を集めたがる人ほど思考停止に陥り、変革を諦めがち。
★目先の安定を優先した現状維持バイアスが強い日本(日本人)だが、変革しなければ、先がない・厳しいことも分かっている。
周囲や関係者を説得する事例が必要となる時に、現状維持バイアスを解くためにも、、
1.今のやり方・経営には限界が来ていることを具体的に示すこと。
2.見落とされてきたニーズを示すこと。
3.成功事例についても、導入前と導入後の変化を現場のストーリーを交えて成功事例を伝えること。 ...の手順が有効。
神田氏が指摘している様に、ただでさえ、変化を避けがちで、現状維持バイアスが強い日本人ですが、このコロナ禍で、環境変化が4~5年前倒しで進んでおり、課題の先送りは将来的にリスクが高いとも言えます。
ビジネスモデルの限界が指摘されている調剤薬局においても、将来を見据え、現状維持意識の壁を破っておきたいところですね!
令和3年6月28日(第939号)