こんにちは、天野です。昨日は愛知県薬剤師会の総会でしたが、コロナ禍も1年5ヶ月になり、コロナ後が少しずつ見え始めてきました。しかし、全てがコロナ以前に戻ることはないとの見方が強いですし、横並びはない!...自社・自店の【競争力】【優位性】を持たないと。
さて、ベストセラー「未来の年表」の著者・河合雅司氏は、前著「未来を見る力」に続き、「未来のドリル ~コロナが見せた日本の弱点~」で、、
◆少子高齢化や人口減少の問題は今に始まったことではなく、危機感がそこまでないまま先送りしていたところに新型コロナが起きて、「積年の宿題」をあぶり出した。
◆一つのビジネスモデルが成り立つのはせいぜい30年。生き抜いていくためには、未来予測しての時代適応・環境適応が必須。...調剤薬局経営においても、その視点が待ったなしですね!
■今日のテーマは、『自分も使っている人からは買いやすい!』
上記に続きますが、超高齢社会の販売スタイルにおいては、「融通が利く」「丁寧な、寄り添った説明」「店舗の居心地の良さ」「入りやすさ」が重要視され、「話を聞いてくれる人がいること」「専門家がいること」が楽しみと、大きな安心感になります。
同様に、商品・サービスについても、「自分も使っている」人・スタッフさんの話は、分かりやすく、共感しやすく、説得力があります。
今月、発売しました「薬屋さんのせいとう茶」においても、、弊社担当が薬局さま訪問時に、
★試飲していただき、女性薬剤師2名・事務員さん2名購入したいと言われ、店頭分を含め10個。
★3個納入予定だったのが、試飲された女性スタッフさんが「自分も飲みたい」「売ってみたい」となり、12個に変更。
★店主夫婦に試飲していただいたところ、ご主人の反応は薄かったが、奥様が「美味しい」と言われ、5個納入。
★試飲時に「自分も飲みたい」と購入されたスタッフお二人が薦めていただいており、初回5個納入し、6個追加。
また、試飲していただくことで、会話のキッカケ作りになりますし、お客さん・患者さんとの距離感も縮まります(^^)
令和3年6月21日(第937号)