こんにちは、天野です。週末に家内と八事興正寺あたりへ散歩し、どこかでお昼のテイクアウトをと思いましたが、閉まったり入れ替わりの店舗が多く、改めて1年4ヶ月の新型コロナの影響を痛感。
結局、1年半ぐらい前にオープンしたカレースープ店へ。テイクアウトメニューを見せてもらうと、若い女性店員さんが「わざわざご来店、ありがとうございます。お近くなんですか?」と。こういうひと言は大きいですね。美味しかったし、是非リピートしようと思います(^^)
さて、今朝の日経新聞に「ソフトバンク、市販薬宅配開始」の記事。
◆自治体や企業向けの医療関連サービスアプリを通じて専属の医師に24時間健康相談でき、6月からはオンライン診療にも対応。
◆提携するココカラファイン・卸・通販から一般薬の全国宅配を始める。
◆高齢化で膨らむ社会保障費を抑えるため、厚労省は未病対策を進める中で6万軒ある調剤薬局に対し、2025年までに相談窓口としての役割を整備するよう求めているが、対応出来ない中小薬局が多い。 ...と。
■今日のテーマは、『規模でなく、一軒一軒の勝負の時代に!』
上記に関連しますが、OTCについては、先月の愛知県薬剤師会の健サポ研修でも、「急なニーズがある解熱鎮痛薬・下痢止め薬・酔い止め薬すら置いていない調剤薬局は、薬局と言えるのか?」との発言が紹介されていましたが、地域薬局の存在価値が問われる「まともな疑問」「厳しい指摘」と言えます。
コロナ禍で消費者にも色々な選択肢が生まれている中で、調剤薬局の立ち位置はどうなのでしょうか?
このコロナ禍、そして来春とも言われる出口までに、地域にとっての自店の将来像をどうしていくのか?
★超高齢化に伴い、近くに簡単な健康相談が出来る薬局・気軽に訪店しやすい薬局が求められています。
★ドラッグストアに求められる役割と、調剤薬局に求められる役割は違いますし、物販についても売れるものが違います。
★敷居が低いドラッグストアの調剤併設店は脅威です。
★一方で、これからは規模(売上・店舗数)が勝負の時代ではなく、一軒一軒の勝負の時代です。
令和3年5月24日(第929号)