こんにちは、天野です。コロナ禍で2度目のゴールデンウイークが終わりました。
まだ暫くこの制約下での日常・仕事が続きますが、このコロナ禍で表面化してきた問題に対して、「様子見で我慢するだけ」「何もしない・変えない」というのはあまりにもリスクが高い、、と感じます。
一昨日~昨日の日経新聞の社説は、「医療体制を問い直す」。
◆このコロナ禍で表面化している勤務医の労働環境の厳しさ。
◆日本固有の国民皆保険制度によってできた民間開業医を中心とした小規模医療体制によるアクセスの良さは、日本の長寿世界一には貢献したが、このコロナ禍の非常事態では対応出来ない致命的な欠陥を露呈した。
◆コロナによって日本の医療体制の弱みが見えてきた。医療機関の徹底した役割分担(軽医療、急性、慢性)、介護サービスとの連携など多方面改革が求められている。...地域医療の一端を担う薬局はどうでしょうか?
■今日のテーマは、『この1年のうちに、やっておくべきことは?』
コロナ禍も1年4ヶ月目になり、今後、ワクチン接種ペースが上がってくると、年末~来春にはコロナ後が見えてくるでしょうか?...社会・経済活動の再立ち上がりまでのタイムラグも含めると、あと1年?
第3波以降、処方箋受け取り枚数の▲10%超減少が続き、調剤薬局経営も厳しい状況にありますが、この間を何とか凌ぎつつ、「1年後の出口に向かって何をしておくか?」、、が重要ですね!
★お客さん・患者さんとの接触頻度が減らない様に努めること。
★繰り返し購入・利用いただける商品・サービスに取り組むこと。
★お客さんとの距離感を縮めるキッカケ作りをコツコツすること。
★自店が提供している商品・サービスに気づいてもらう・認知してもらう発信をすること、何度も続けること。
お客さま・患者さま、そして地域住民の方に対して「この1年のうちに何をやっておくべきか?」。それが結果として、【地域に根づいた薬局】【敷居の低い薬局】に繋がっていく!...と確信しています。
令和3年5月6日(第924号)