こんにちは、天野です。日差しが強い中にも吹く風が爽やかで、色々な紫陽花が楽しめる時期になってきましたね。
さて、お持ち帰り餃子が密かに流行していますね。うちの近所にも車で5分ぐらの所に3軒無人販売店が出来ましたが、いづれも老舗餃子店の出先店。味と共に、料金箱がアナログで昭和の匂いがするのもちょっと楽しい...。
今朝の日経流通新聞は、ジャパンネットたかた創業者・高田明氏に「売れる法則を達人に聞く」。
◆「この商品を買って嬉しかった」「食べて美味しかった」といったお客様の感情に訴えることが重要。
◆「テンションの高い声につられて衝動買いして良かった」と言われたい。結果、喜んでもらうことで企業は売上と利益を得ている。
◆商品・サービスへの思いが消費者に伝わってこそ、注文につながる。
◆コミュニケーションは人間にとって一番大事な感性。AIが進化しても、そこは変わらない。
■今日のテーマは、『規模でなく、一軒一軒の勝負の時代に!③』
上記のことは、特に中小企業・個人店にとっては、コロナ禍で消費者が店舗の選別をしているからこそ不可欠な要素だと思います!
★チェーン店が増えたことで便利に安く買える様になった一方で、店舗の標準化が進む過程で、消費者の「顔」が消え、生産者と売り手の「顔」も消えてしまった、、と言われています。
★同様に、馴染み客の個別事情に寄り添う発想が消えてしまった(後回しになってしまった)。
★ここにきて、【知り合いから勧められたから...】【信頼するあの人・店員さんに勧められたから...】という要素が重要になってきています。
調剤薬局においては、何で【差別化】を積み上げ、【敷居の低い薬局】【繰り返し繰り返し利用してもらう薬局】になっていくのか。。。
一人一人のお客さま・患者さまに寄り添い、地域住民の方のニーズをくみ取れる薬局は、一見地味に見えても、とても強い存在になれる、、と思います。
令和3年5月31日(第931号)