こんにちは、天野です。昼間は穏やかですが朝晩は結構冷え、気温差が大きいですね。
ここ名古屋市も中区から高齢者へのワクチン接種が始まりましたが、医療従事者の接種を含め。まだまだ時間がかかりそうです。
さて、今年の薬剤師国家試験では新卒合格率が昨年並みの85%(全体では69%)で9,634名が合格しました。特にコロナ禍で制約が大きかった中で、学生の皆さんは本当によく頑張られたと思います。
そんな薬剤師を巡る環境が大きく変わってきていますが、業界紙・薬局新聞には、先日の日本薬剤師会臨時総会での質疑応答を掲載。
★「地域連携薬局」と「健康サポート薬局」に共通して求められる地域における薬局・薬剤師の機能。
★改正薬機法により薬局の定義が変わったことで、地域連携薬局と健サポ薬局の必要性はますます重要に。
★認定を受けるか否かに関わらず、薬局として地域住民のニーズに応えられる機能を持つ努力をすべき。
■今日のテーマは、『地域住民のニーズに応えられる調剤薬局!』
長引くコロナ禍。この間、その後の自店・自社の経営を考えますと、【新規集客】も大事ですが、【顧客の再来店率】の向上が欠かせません。
高齢社会、加えてコロナ禍で【半径500メートル商圏】が【半径300メートル】になっていますし、リピート購入額が高いお客さんの8割は店舗から15分以内(徒歩、自転車、車で)の方という事実!
こういう時だからこそ「ちょっとした(気になっている)こと」を聞きたい、相談したい患者さんは増えています。
補聴器もその一つ。...高齢化に加え、このコロナ禍のマスクなどの影響で日常会話で【聞こえの悩み】をお持ちの方が非常に増えています。
そんな時に、色々な健康相談に乗ってくれて親しみやすい薬剤師がいる近くの薬局で、聞こえの専門相談員が来てくれて、丁寧に聞こえの状態をチェックしてくれるなら、どうでしょうか?
今週末(日)に、愛知県薬剤師会で健康サポート薬局更新研修があり、私も、まとめで少し話させていただきますが、このあたりをお伝えしようと思っています。
令和3年4月15日(第919号)