こんにちは、天野です。今週、次女が2回目のワクチン接種を受けましたが、2回目の方が腕の痛み・頭痛がひどかったとのこと。ここにきて新規感染者が再度増えていますが、感染予防対策を並行してこの半年を乗り越えたいですね。
◆高齢社会の社会的インフラとしてドラッグストアの存在感が強まっている。
◆売上の半分を食品が占めるコスモス薬品は北上し、各地でスーパーの顧客を奪っている。北陸地盤のクスリのアオキは、スーパーを買収して生鮮食品を拡充。
◆近くて便利な存在としてトップを走っていたコンビニは、加盟店オーナーの高齢化や後継者不足でビジネスモデルが疲弊し始めている。
マンスリーストアからデイリーストアに業態転換をしてきたドラッグストアの出店は各地でさらに増えていく。
■今日のテーマは、『自店のコンセプト・強みを絞り込む!』
今日は理央周(りおう めぐる)先生の書籍から。...公私にわたり7年超のお付き合いになる理央先生は、関西学院大学大学院でマーケティングを教え、著書も多数ですが、このコロナ禍で基本原則に立ち戻る大切さを説いています。
★中小企業・小さなお店ほど、自社・自店のコンセプト・強み・ターゲットを絞り込むことが大切。
★より分かりやすく、具体的にした方が、「どんなお店・会社だろう?」「専門的なのかな?」と受け止める人が多くなる。
★最も大切にすべきは既存顧客であり、繰り返し利用してくれるリピーター。
★ある商品・サービスが売れていない場合、顧客に気づかれていない場合が非常に多い。
★顧客目線で滞在時間を楽しんでもらったり、見逃していた潜在需要を掘り起こすことが再来店率・購入額のアップのつながる。
これらの書籍の事例では、弊社の【お任せ什器】も取り上げていただきましたが、約12分ある調剤待ちの時間に何が出来るか? 何が提供できるか?...が、大きな差別化につながると考えています。
令和3年4月8日(第917号)