こんにちは、天野です。昼間は季節を先取りした暖かさになっていますね。週末に近所の桜の名所・山崎川を歩きましたが、1年前はまさかコロナ禍がここまで長引くとは思ってもみませんでした。
さて、今朝の日経流通新聞に高齢農家も巻き込んでの「産地直送サイト」に取り組む会社の記事が掲載されていました。
◆コロナ禍に苦しむ農家の野菜などを購入する「応援消費」が広がったが、今年に入っての2度目の緊急事態宣言では消費者のコロナ慣れもあって、前回ほど盛り上がっていない。
◆一方で、飲食店の営業時間制限などで農作物の販路は依然不安定。
◆コロナ禍が続く中で産直の野菜などが届くだけでは満足できない消費者も増えている。
どの商売も、こういう時だからこそ、【リピーターの確保】が重要課題ですね。
■今日のテーマは、『まず3回利用してもらうことの重要性!』
基本原則である【売上=①客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート】。...上記の話にも通じますが、コロナ禍で客数が減っているからこそ、「お買い上げ額」と「リピート」が重要になっています。
興味深い事実ですが、再来店率の上昇率は直線的ではなく、2~3回め以降に急激に上昇する。
★初めて来たお客さんの再来店(リピート)率は10%程度に過ぎない。
★2回来たお客さんの再来店率は約30%。3回来たお客さんの再来店率は50%近くに上昇する。
★それ以上になると7割以上のお客さんがリピーターとなる。
ポイントは、、、「常連になってもらうには、まず3回来てもらうこと!」。
同様に、ある商品・サービスのリピーターになってもらうには、、、「まず、3回買って(利用して)もらうこと!」。
3回以上、買って頂いて・利用して頂いて、初めて顧客(リピーター)になるのですから、、1回めの際の会話、次につながる会話、フォローの重要性が分かりますね。
令和3年3月29日(第914号)