こんにちは、天野です。昨日は、「平成の三四郎」古賀稔彦さんの早過ぎる死去ニュースに驚きましたね。今月、同年代の知人が二人も亡くなっており、健康であることへの感謝と大切さを改めて感じます。
さて昨日、あるケアマネさん・施設の方と話したのですが、介護報酬改定の対応で大変そうです。介護保険制度が出来て21年ですが、施設の運営・特色・スタッフの確保...。。。
国策によって、この20年あまり急カーブを描いた医薬分業率がピークに迫り、調剤薬局経営のビジネスモデルの転換期が囁かれていた中での、コロナ禍による患者数減少。
昨日の日経流通新聞(←)に、調剤薬局チェーンが健康に配慮したPB商品の拡充に動いている記事が載りましたが、、、
★収益の悪化の穴埋め、新たな収益源確保の必要性。
★他の調剤薬局、そしてこのコロナ禍でも出店が続き競争が激化しているドラッグストアの調剤併設店との差別化。
★そして、処方箋に関してだけではない会話。新たなキッカケ作り。
■今日のテーマは、『調剤薬局でのサンプリングの利点!③』
2回にわたって【調剤薬局でのサンプリングの利点!】と題して、、、「①化粧品のサンプル利用率が健康食品などに比べて突出して高いこと」、「②リピーターになる確率が高いこと」、そして「③身近にいる、親しい専門家もおススメ・アドバイスは聞いてもらいやすいこと」を数値を交えてご紹介しました。
逆に、サンプル利用後に購入につながらなかった理由を見ますと、、
◆「商品価格が高かったから」の一方で、「サンプル利用だけで満足した」「もともと無料サンプルが欲しいだけだった」。特に、年代が低いほどこうした傾向が強い。
◆通販では、「サンプル提供メーカーからの連絡がしつこいから」の回答が多く、特に「ダイエット食品」「エステ」ではこの傾向がさらに強いとの結果。
身近におり、かつその道の専門家である人から、経験談なども交えての「雑談」や「ワンポイントアドバイスを添えて」のおススメがあると、お客さまは自分事として関心をもって試していただきやすいことが分かります。特に、薬局・調剤薬局の顧客の年齢層にもマッチしているのではないでしょうか。
令和3年3月25日(第913号)