こんにちは、天野です。昼は過ごしやすい陽気が続いていますが、一日の気温差が大きいですね。
さて、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の視聴率が好調だそうですね。開国に向け大きく揺れ動く時代背景、渋沢栄一の人物像も興味深いです。週末に渋沢栄一の前半生を描いた城山三郎著「雄気堂々」を一気に読みましたが、今後の展開が楽しみです。
昨日は愛知県薬剤師会の臨時代議員総会でした(コロナ禍のため、人数制限しての)。冒頭で岩月会長が挨拶されましたが、、
◆コロナの影響で薬剤師会の色々な研修会が円滑にできていませんが、ようやく動き出したワクチン集団接種において薬剤師を活用する動きが各市町村で出ており、薬剤師の職能を発揮できる機会でもある。
◆コロナ禍による企業業績の悪化が健康保険財政に大きな影響を与え、「かかりつけ機能」「セルフメディケーション支援」で、地域の患者さんに選んでいただく薬局・薬剤師になっていくことが益々重要になってきている。
■今日のテーマは、『調剤薬局でのサンプリングの利点!②』
今後を見据え、患者さん・地域住民から選ばれる薬局像を考える時、他の調剤薬局やドラッグストアの調剤併設店との差別化を考える時、【店頭での会話を含めた雰囲気作り】【物販を含めた色々な会話、キッカケ作り】に一つ一つ取り組んでいくことは必須と思います。
前回(第911号)、非常に興味深い「店頭におけるスキンケアのサンプリング効果」をご紹介しました。
①91%の人が店頭でスキンケアのサンプルをもらった経験があり、86%が実際にサンプルを使用。
②美容室では、66%の人が美容の専門家であり、楽しい雑談も出来る美容師のススメを実行したり購入している。
追記ですが、、③化粧品の無料サンプル利用率は健康食品などに比べて突出して高い。また、サンプルによって購入した人の3人に1人はリピーターになっている!
凄い確率ですよね!...見知っている人であり、楽しい会話と共に、専門的なことも相談できる人からのおススメへの反応率の高さ!
調剤薬局におけるスキンケアのサンプル使用にも同じことが言えるのではないでしょうか。...ちょっとした雑談やワンポイントアドバイスを添えてサンプルを手渡しすることで、お肌に関心や悩みをお持ちの患者さん・お客さんが反応されますし、【自店への認識】も改められると思います!
令和3年3月22日(第912号)