こんにちは、天野です。3月になりましたが朝晩の気温差が大きい三寒四温になっていますね。花粉飛散量も多いです。
3月7日までの10都道府県の緊急事態宣言は、ここ愛知県を含む6府県で前倒し解除されましたが、決め手のワクチン接種が各地で着実に進み始めるまでは気が抜けない状況には変わりありません。
新型コロナ第3波により9月10月と回復していた患者数が、11月以降は▲10%超の減少が続き、1月は▲13%(処方日数は15%増)減っており、2月も同水準だったと思います(花粉症患者の増加分はあると思いますが)。
経営的に厳しい状況が続いていますが、こういう時だからこそ、【将来に向けての薬局像】を模索する動きも見られます。
その際に、業界・業種を問わず、このコロナ禍に何とか適応している会社・店舗は、①「収入源が複数あった(作った)」、②「顧客リストがあった(活用した)」、③「顧客との関係を維持した(断ち切らなかった)」と言われている点にも注目したいですね!
■今日のテーマは、『店頭での情報発信・分かりやすさ!』
「オンラインでは情報量が多い方が信頼される!」。一方で、「リアル店舗では情報量が多過ぎず、分かりやすい方が良い!」と言われています。
確かにそういう面はありますね!...ネットで選ぶ時は、情報量が多い方が、他と見比べた時に選ばれる面があります。一方で、店頭では、あまり選択肢が多過ぎたり、説明が細か過ぎると敬遠されたりしますので、分かりやすい言葉・次の行動を取りやすい言葉の方が良かったりします(特に高齢者に方は)。
★スキンケアでしたら、効果を出やすくするワンポイントアドバイスを添えての【店頭テスター使用】や【試供品手渡し】。
★アミノ高麗紅参液や青汁でしたら、【試飲】をしていただきながら、「飲みやすさ」「内容の濃さ」について理解いただく。
★聞こえの問題を抱えていらっしゃるなら、専門相談員による【聞こえの状態チェック】を受けていただく流れを分かりやすく説明する。
こういうコロナ禍の時なので、お客さんは新しいお店へ行くよりも、見知ったお店の方が行きやすいですし、店頭から分かりやすい発信・リードがあれば、安心できますし会話が広がりやすいです。
令和3年3月1日(第905号)