こんにちは、天野です。2月の第2週に入りました。昨日は家内と久しぶりに5~6キロ歩き、昭和区の川原神社~御器所八幡宮~神宮寺と回って無病息災をお祈りしてきました。
さて、新型コロナ第3波の新規感染者数がようやく減ってきて、緊急事態宣言の前倒し解除の話も出ていますが、死亡者数と老人施設でのクラスターは減っていません。持病持ちの高齢者の方々にとっては、とても身近な問題となってきています。
先週末の愛知県薬剤師会理事会では、ワクチン接種における地域薬剤師の役割の話、接種終了迄にかなり長期間が要する話が出ました。
その間、並行しての「感染予防対策の徹底」が重要です。...店舗利用時に手指消毒液を利用する人が6割、帰宅後の利用が5割にとどまっているとの怖い現状がありますので、しっかりと指導していきましょう!
■今日のテーマは、『ただ並べておくだけでは売れない!』
10月に前年96%まで回復していた処方箋を受けた患者数は、第3波を受けて、11月89%、12月91%と▲10%の減少になっており、1月も同様だったと推察されます。
前回(第898号)ご紹介しましたが、1年に及ぶコロナ禍を乗り越えてきた会社・店舗に共通するのは、「①複数の収入源あった(作った)」「②顧客リストを利用した」「③顧客との関係性を維持した(断ち切らなかった)」。
調剤薬局経営が厳しさを増し、物販に乗り出す薬局さまからのお問い合わせが増えていますが、、商品をただ並べておけば売れるというわけではありません(低単価の飴などは別として)。
★目立つ陳列、山積み陳列、POP展開により、、①調剤待ちのお客さん・患者さんに興味を持ってもらう。⇒ ②手に取ってもらう、声(質問)をかけてもらう。 ⇒ ③お試ししてもらう(店頭テスター、試飲、サンプル手渡し)、購入してもらう。
★薬局店頭に、「聞きやすい」「話しやすい」雰囲気があったり、薬剤師・店頭スタッフの方にも、「親しい声掛けや、会話をしている姿」があれば、より購入につながります。
★そして、物販経験が少ない薬局さまでは、基準(目安)をもっていただくことで、お店ぐるみの取り組みにして頂きたいと思います。
令和3年2月8日(第899号)