こんにちは、天野です。このブログも今回で第900号となりました。いつもお読みいただき有難うございます。
さて、今朝の日経新聞は没後90年を迎えた渋沢栄一特集。NHK大河ドラマや新札発行を前に改めてその足跡が注目されていますが、激動の時代を生き延び、泥臭く並外れた熱意をもって未踏の道を切り開いていった「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一。
有名な「論語と算盤」に示されている【倫理・価値観】と【利益の追求】の両立。
2年ちょっと前に、調剤薬局さまでの研修会の前に、東京のO所長と渋沢栄一記念館(埼玉県深谷市)に寄りましたが、コロナ禍にある今だからこそ、幕末~明治~大正時代を、スペイン風邪の影響・コレラの影響なども受けながら生き抜いた渋沢栄一の生きざまを、改めて見直す機会になりますね。
■今日のテーマは、『声掛け・ワンポイントアドバイスでの差!』
前回(第899号)『ただ並べておくだけでは売れない(少ししか売れない)』の続きですが、改めて注意したいのは、、
「売れている商品、サービスは、お客さんが求めているから・満足しているから売れている」。一方で、「まだ関心がないのに、これいいよ!、と力説するだけでは敬遠されてしまいます」。また、「せっかく関心を持ってくれたのに、スタッフの対応がイマイチではチャンスロスに終わってしまいます。」
【売上はお客さんの行動が作る!】と言われますが、お客さんの購入に至るまでの行動は、、
「①POPや陳列に気づく、気になる ⇒②足をとめて、見る・手に取る ⇒③スタッフに聞く・確かめる ⇒④試す、購入する。」
そして、この②⇒③、③⇒④に間に、人の役割があります。
せっかく関心をもっていただいたお客さんに、タイミング良く、笑顔で、【声掛け】【ワンポイントアドバイス】がありますと、お客さんは次の行動がしやすいです。
特に、空間が狭い調剤薬局さまでは、店頭の、「人」と「雰囲気」と「刺激」によって数倍以上の差が生まれています。私も、最近の凄い事例を聞くたびに驚き、潜在的な可能性を強く感じています(^^)。
令和3年2月10日(第900号)