こんにちは、天野です。土曜日朝一番に熱田神宮~上知我麻神社にお詣りしてきましたが、寒さが身に沁みました。コロナ禍で成人式も地域ごとに対応が分かれ、これからの入試・国試・卒業式など、学生さん達には大変な時期ですが、是非、乗り越えていただきたい!...と思います。
さて、業界誌ドラッグマガジン1月号の2021年の焦点では、、
★薬局・薬剤師に対しては、......改正薬機法が調剤業務だけでない全ての医薬品供給を求め、地域住民のファーストアクセスでもある薬局に対して、地域生活者とのコミュニケーション・多職種連携・健康サポート薬局機能など、地域にあった多様な(=従来の様に一律ではない!)薬局・薬剤師像を求めていること。
★ドラッグストア業界は、コロナ禍と今後の人口減少社会に向かって、ディスカウント型(食品売場を大幅に拡充した)ドラッグストアと、調剤売場を核にしたヘルスケアセンター型ドラッグストアに2極化へ再編されていく。
■今日のテーマは、『次回来店への間隔が延びているので!』
基本原則である【売上 = ①来店客数 × ②お買い上げ金額 × ③リピート利用】。コロナ禍にあって、この3要素それぞれが影響を受けています。
先週行った会社近くの床屋さんで「次回来店への間隔が延びている。」と聞きました。実際、毎月来ているお客さんが、2ヶ月に1回になったら、そのお客さんの年間利用額は半減!...です。
調剤薬局については、そこまで間隔が空いていないとはいえ、患者数は受診控えで、9月(前年同月比▲7%減)10月(▲4%減)11月(▲11%減)で、感染者数再拡大で今後も5~10%減。。。
また、平均処方日数も10%伸びていますので、従来の処方箋対応以外に何もしなければ、患者数は減り、次回来店への間隔は伸びる。。。
店頭の感染予防対策を徹底しつつ、【自店を定期的に繰り返し利用してもらうこと!】【自店を忘れられない様にすること!】が商売の基本です。
こういう時だからこそ、丁寧に情報発信をして、場作り・関係作りをしていきましょう!
令和2年1月12日(第891号)