こんにちは、天野です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
例年とは違う年始になりましたが、早く平穏な日常が戻って欲しいものです(←写真は弊社近くの那古野神社)。
さて、今年の箱根駅伝は、最後の大逆転まで見応えがありましたね。やっぱり、勝負は何が起こるか分からないし、諦めなかったもの勝ち!...ですね。
今年はワクチンへの期待が高まる一方で、感染拡大で新たな緊急事態宣言の動きもあります。振り回されるだけ・我慢するだけでなく、環境変化に適応して、逞しく一歩一歩前進していく丑年に、、そして【未来予測】をして手を打っていく一年にしていきたいですね。
■今日のテーマは、『年頭にあたり、持ちたい視点!』
元旦の日経流通新聞一面は、「個客時代」「私だけの店へ」。
戦後、小さな商店から出発した小売業がチェーン展開していく過程で、業務を標準化して大型化・低価格・セルフサービスでマス(集客・売上)を取りにいって市場シェアを奪っていった。しかし、今日、成熟時代を迎え、モノが売れない時代になってきた。
◆そこで消費者が求めるのは、「自分のニーズ」にあった商品を提示してくれるお店、「買う喜び」を与えてくれるお店。
◆これは、もともと顧客の顔が見える小さな商店が得意にしてきたこと。
◆規模を求める市場は頭打ちになり、大きな店舗を構えて顧客を待っているだけでは、ネット企業に売上を奪われる。
◆メガネスーパーは、視力測定器を備えた移動販売車を導入して、【消費者に近づく】取り組みを始めた。
規模(件数・売上)が競争優位の絶対条件ではなくなっており、【一軒一軒の勝負】【店頭のマンパワーの勝負】の時代になってきました。
コロナ禍で「顧客との関係を結び直す」機運が高まっており、そんな視点を年頭にあたり持っていきましょう!
令和3年1月5日(第889号)