こんにちは、天野です。第3波の新型コロナ感染拡大が止まらない中で、日本医師会・中川会長が昨日、「GoTo トラベル」の一時中止・国民への旅行の再考を求めました。
厚労省が本日発表したワクチンの接種方針(予約制、接種場所、超低温冷蔵庫1万台を各地に配備)では早くても来春からの国内接種開始であり、日々の対応の緩みを注意しつつ、ギリギリ凌いでいくしかありませんね。
さて、昨日の日経新聞に、オンライン診療を巡り調剤薬局大手が医療機関との連携に乗り出している記事。
◆クオール、アイン、日本調剤やココカラファインなどが合計5,000店舗でシステムを導入してオンライン服薬指導に対応する。
◆その一方で、約6万店ある調剤薬局の7割は個人経営で、数十万円にもなるシステム導入の負担は重い。
菅首相が目指すオンライン診療恒常化は日本医師会の反対でこの先の展開は不透明ですが、コロナ後に全てが従来型に逆戻り...というのも考えにくい。。。
■今日のテーマは、『手配りチラシの反応率は何%?』
コロナ禍にあって夏以降、患者数が戻ってきていた調剤薬局が、この第3波で患者数がまた減ってきている...との話を聞くようになっています。
処方箋枚数が元には戻らない状況にあって、【調剤待ちの時間(おおよそ12分)に何を提供するか?】ということがますます「患者さん目線」の上でも、「調剤薬局の経営面」の上でも重要になってきていますね。
ここで質問ですが、、、一般的な新聞などに挟まれている折込みチラシの反応率はどのぐらいだと思いますか?......答えは0,1~0,2%という低さ。
それでも、例えば1万枚チラシをまいて、0,1~0,2%(10~20人)反応してもらえれば、単価の高い商売・サービスなら効果が見込めるとも言えます。
では、、不特定多数へのチラシでなく、いつもの顧客に対しての手配りチラシなら確率はどうでしょうか?...最低でも10倍の1~2%はあるのではないでしょうか。。。
こういう時だからこそ、地道に、しっかりとお客さまに情報発信すること、数をこなすことが大切だと思います!
令和2年12月10日(第883号)