こんにちは、天野です。新型コロナの対応に振り回されて、あっという間だった令和2年の年末を迎えています。
ここにきて第3波に歯止めがかからず、飲食店・商業施設の時短、年末セールの見直し、GoToの一時停止、初詣の分散...など、例年とは違った年末年始に。
今週、友人のアパレル会社社長と話しましたが、冬物が昨シーズンの暖冬~今年に入っての新型コロナのダブルパンチ。昨シーズン分に加えて、今シーズン分にも見込みが立たないとの厳しい話。
そして、今まで「大量生産~シーズン末の大幅値引きセールによる在庫処分」という商習慣を繰り返し、問題を先送りしてきたツケが一気にまわってきた、...と。この指摘は、他業界に比べれば新型コロナの影響が少ない、我々の業界にも言えることですね!
■今日のテーマは、『お客様に動いてもらうための流れ・動線!』
前回(第886号)ご紹介しました様に、調剤薬局では、「調剤薬局で、6,000円もするクリームが売れるの?」と思われている【リンクルクリーム】が売れていますし、私も元気をいただいた驚きの販売数量の事例が出ています。
そんな事例が出ているので、ここで再度、消費活動における【お客様に動いてもらう流れ】【お客様の動線】について考えたいと思います。
「①店前の手書きボードや立て看板に立ち止まってもらう⇒②読んでもらい関心を持ってもらう⇒③入店してもらう。」
★店内における客単価アップでは、、
「①店内のデカPOPの前、又は山積み陳列の前で立ち止まってもらう⇒②読んでもらい、関心をもってもらう⇒③購入してもらう。又はお試しサンプルを希望してもらい、効果的な使い方のワンポイントアドバイスをする。」
なかなか売れてないお店、伸び悩んでいるお店では、こうした動線(流れ)がないか、どこかで途切れでしまっている場合が多いです。......お客さま・患者さまに関心をもって動いてもらう流れを、丁寧に作って行きましょう!
令和2年12月24日(第887号)