こんにちは、天野です。日本医師会会長が昨日、新型コロナウイルス感染者数の再拡大を受け、医療崩壊危機の懸念を表明しました。
また東京都は、年末前に第3波抑制へ酒類を提供する飲食店へ時短営業を再要請するとのこと。本当に悩ましいことですが、何とかこれ以上踏み込んだことにならず年末年始を迎えたいものです。
さて、弊社では先月より、薬局店頭で、超ロングセラーで湯冷めしない薬用入浴剤【オンセンスの山積み陳列】と、しっとりして水に強く無臭で現場の薬剤師・スタッフの皆様にも好評な薬用ハンドクリーム【ビアンセ】の2ヶ所陳列をおススメしています。
入浴剤は、コロナ禍での巣ごもり消費で大きく伸びていることが知られており、弊社でも9月までは前年14%増でした。
それが、、先月から山積み陳列したことで、また秋冬シーズンを迎えたこともあり、お店からの追加ペースが上がっており、10~11月は50%増になっています!
■今日のテーマは、『キッカケがあれば、物販につながりやすい!』
数回にわたって、調剤薬局の物販について書いていますが、コロナ禍による処方箋枚数減で収益が悪化する中で、弊社へのお問い合わせや取引要請が増えています。
広さに制限があることが多い調剤薬局では、【お任せ什器】の陳列場所や展開方法で工夫が必要な場合も多いです。しかし、実際に立ち上げてのランニング追加額を見てみますと、、
調剤薬局の物販売上額に差がつく大きな原因は、「①人(薬剤師・スタッフ)」と「②その場の雰囲気」と「③刺激(気になる・買いたいと思う様な商品と陳列)」の3つだと思っています。
一般的に、物販と聞くと「色々聞かれても分からないから困る」「売り込んだらお客さんに嫌がられる」と思いがちです。特に、今まで処方箋対応ばかりで物販経験のない薬剤師・スタッフの方はなおさらのことと思いますが、、
実際は、答えられない様な質問はめったにありません。
また、セレクト商品を並べ、季節に応じて上記の様な目立つ陳列をすることにより、お客さま・患者さまが関心を持って話を聞いてもらえるので、自然な商品説明に繋がりますし、「試飲」や「テスター」も使ってもらえ、高い確率で購入につながります。
令和2年11月26日(第879号)