こんにちは、天野です。11月に入りましたね。今日は朝晩の冷え込みが緩みましたが、今冬はラニーニャ現象で冷え込む予報ですので準備と発信をしていきましょう。
さて、新型コロナの広がりをきっかけに、家にいることが増え、動かないで家に閉じこもっていることの弊害が色々と指摘されています。屋内外での運動習慣や、読書・趣味、外出等は心身の安定・ストレス発散のためにも必要ですね!
厚労省は10月、介護施設での面会制限を一定条件のもとに緩和できる、との通知を出しました(これまでは新型コロナの感染を防ぐため、緊急時を除いては面会中止を求めていた)。
背景には、面会制限により医療・介護施設の4割近くで、認知症の人に生活の変化による影響が生じたとの調査結果が出たことにあるとのこと。
施設でのクラスター発生リスクや持病をもつ高齢者が多いことから、難しい問題ですし、介護現場の方々にとっても、家族を抱える方々にとっても悩ましい問題ですね。。。
■今日のテーマは、『実店舗の強みを生かす・作る!』
今朝の日経流通新聞で、神田昌典氏が紹介したのは、通販コンサルタントの「コロナ後に経済活動が正常化した時に、小さな実店舗を持つビジネスは強くなる!」というコメント。
★コロナ禍でアナログ店舗が苦しみ、ネット通販の方が強いとの認識が広がったが、これからは実店舗をもっている方が有利。
★典型的な通販(化粧品や健康食品)では、顧客の流出率が極めて高く、せっかく広告費をかけて集客しても、毎月5~10%も流出するので、1年後に残る顧客はほとんどいない。
★実店舗があれば、安売り集客でなければ、新規客の8割は残り、リピーターになる確率は高い!
もちろん、ただ実店舗があればいいわけでなく、【楽しさの提供(会話やアドバイス)】【会話のキッカケのための手段を作る・用意する】【安らげる雰囲気作り】等々、より人間的な個店・小さな実店舗が残る...と。
われわれ薬局・調剤薬局においては、Withコロナにあって客数・処方箋枚数は戻り切ってはいませんし、調剤だけに100%依存したビジネスモデルは明らかに厳しくなってきています。
先を見据えて、地域に密着した個人店・実店舗の強みを一つ一つ作っていきましょう!
令和2年11月2日(第872号)